舞踊教室の月花麗人社 ブログ

日本舞踊 (志賀次派坂東流)、日舞基礎、遥吉祥之舞、天のひふみ法の教室です。

技術6

2017年06月12日 | 日本舞踊
こんにちは
この春から隔週の基礎稽古に通っています、初心者のうららんです
どうぞよろしくお願いします

さて、先日のお稽古では「ひらいたひらいた」を教えてもらいました。
両手にお扇子を持って、お花が咲いたり、蕾みになったりする、短くてめちゃめちゃ可愛い踊りです

…でも踊りの華やかな場面で、私の身体の動きがどうもぎこちなくなる、、
それは何故かというと「おすべり」が出てくるからなのでした。

「おすべり」とは一足分あしを後ろにズリっと引く動作なんですが。苦手
なんでズルのか分からない足袋が滑るから?

困っていたら、先生が
「おすべりは心が揺れた時に出るのよね」
と仰って、うららんは心の中でぶっ飛びました。

「心が」!!「揺れる」!!!

ちょっと古い動作ですが、女の子がイヤイヤをして身体を振る、というのがありますよね。
どうやら「おすべり」はあの延長のものらしいです。
踊りの中で「心が揺れる」瞬間なんて、最も盛り上がる重要な場面じゃないですか!
そうか…「おすべり」はオマケのフリじゃあなかったんだ。揺れる乙女心の表現がいつか出来るよう、頑張ります!!!


振りは覚えたが、その次を目指したい

2017年05月28日 | 日本舞踊
家元の踊りに必死についていくこの感じ…緊張感、踊りの世界へと集中していくこの感覚…
やはり日常と離れたこの時間はとても気持ちの良いものです。

教えられたカタチを美しく魅せることができたら、そこからは、次なるステージがある気がします。

最後の動きに行き着くまでの動き

2017年05月18日 | 日本舞踊
手の振りや、足や、体の動きの最後が重要なのであってその最後の動きに行き着くまでの動きは、「おまけ』??であるということを教わりました。その間に何ができるか。はじめと終わりが決まってる即興がその瞬間.。勝負。

先人たちの技術論⑤

2017年05月06日 | 日本舞踊
本日は基礎稽古で、息づかいについてお稽古しました。

息もできない、息をのむ 、

というように、息は感情と連動しています。

頭で「こうしたい」という動き方があるのに身体がそう動かず、その差を踊りながらリアルタイムで自覚してしまって「あららら!?」と、なることが多い今日この頃です。

思ったように動けるようにしていくのは、楽しくて、挑戦し甲斐のある作業です。


吸うか吐くか止めるしかないのに、むつかしい!

先人たちの技術論⑤

2017年04月20日 | 日本舞踊
蛍です
先日、自分の踊りのDVDを観てさまざまな課題を感じました。
特に三っつ首を振るところが腑に落ちません。
それの後は頭の中は三つ首でいっぱいで、電車でも自宅でも、気がつくと首を振っている始末。
一週間ほど色々試した結果、今の自分なりに納得のいく形になりました。
すっきりしたところで、次は・・・。