DX COMMANDER の10mのポールをイギリスから取り寄せラジアルとエレメントを取り付けるプレートを2mm(本物は3mm厚)のアルミ板で製作。 給電部にはBNCコネクタを取り付けた。 本物はM型のメス(SO239)。 自分で作ると好きなものに換えられてFBだ。
使うリグはIC-705なので、変換コネクタが要らなくなる。
2枚のアルミ板はBNCコネクタが付いてるほうにアースを取り付ける。上の四角いほうに運用したいバンドのエレメントを取り付ける。
48.7mmの穴を開けたのでラジアルプレートがスクリューキャップの所に入らなかった。 2mm程削ると、はいこの通り。
まるで本物みたい。 偽物をブログに公開してよいものなのか迷ったが、まぁポールは純正を買って使っているし、本人のCallumさんもネガティヴではないようなので良しとしょう。
DX COMMANDER EXPEDITION をウェブで購入すると約32,000円するが、自分で作ると20,000円程だった。
ホースクランプや12mmのシリコンチューブ、100mのワイヤーなど、単体でそれぞれ手に入れると以外に高かった。
10mのポールは秋葉の無線機屋さんでも手に入るが、わざわざ輸入したのは:
①1.3kgと軽い。
②収納時70cmとコンパクト。
③底がスクリューキャップになっているので、ラジアルプレートをネジ止め出来る。
以上の3つの理由で中華製ではあるがDX COMMANDERのテレスコーピックロッドを選択した。
横須賀市鷹取山での移動運用
柵に固定出来るのでガイロープを張る必要がないのは便利。
7と18MHzのエレメントを2本着けたが、マニュアル通りの長さでSWRは7、18、21で1.3くらいだった。21MHzは7MHzのエレメントで3倍のハーモニクスで電波が乗る。 無調整でこの数字。短縮ではないフルサイズのエレメントなので、バンド内1.5以内に収まっている。 アナライザーがnanoVNAしかなく画面が見づらかったので、これ以上の追い込みはしなかった。
運用してみて
製作して初めての設置だったので、30分くらいを費やしたが、慣れれば半分で出来るはず。ラジアルを放射状に散りばめるのが一番面倒な作業。ラジアルを一方向に集めてみたが、SWRが下がらなくなった。
当日の午前中は1エリアがスキップしていてローカルとは交信出来なかったが、2、3、4、5、6、8エリアが強力に入感していた。
地上高が十分にないダイポール系のアンテナと比べると打ち上げ角が低いので、ローカルに弱いのかどうか実際に比べてみたい。
ベランダにこの10mのポールは設置出来ないので移動運用でしか使えないのが残念。
2021年7月2日 追記
数回移動運用してみて、グランドラジアルを取り付けるのに、地面に膝を着いて姿勢を低くする必要があったので、アース取り付け部に延長ワイヤーを追加して、取り付け易く改良した。
28MHzがEスポで賑わっていたのでエレメントを追加してみた。
バンド幅が広く、SSB側とFM側のどちらか一方しかSWRを下げられないなっかた。
28.500MHzで1.2の時、29.200MHzで2.0くらいだった。
14MHzもついでに追加。昔と変わらずのんびりファーストからラグチューできるので、お気に入りのバンドだ。
日陰のベンチを陣取っての移動運用。
江戸川区大島小松川公園 風の広場。JH8POY/1 聴こえてましたらお声掛けお願いします。