西峰(1678m)~本峰(1747.7m) 紅葉観賞
小雨
(行程) 大曲登山口(10:20)→すがもり越(11:10)→西峰→
本峰(着12:20~昼食~発14;45)→すがもり越(13:30)
→大曲登山口(14:20)
〇昨夜、楽人から「引越しと初孫祝いで忙しかったが一段落したので
南阿蘇外輪山の山へ登ろう・・・」との誘いがあった。
三俣山の紅葉をいまだ観たことが無い私であったので、あえて行先を
(紅葉の盛りは過ぎていると思ったが)三俣山に変更してもらった。
〇「大曲」からの出発で現地集合とした。 曇っていて晴れそうも無いが
取り合えず大曲に9:00に着き、楽人の駐車スペ-スを確保して待機した。
〇楽人夫婦10:00に到着。久々の楽人との山行である。
単独での山行でも「何もいとわない」が楽人が同行する時は「楽人の語らい」
を聞きながらの登山となり、ユッタリした気分になる。
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▼時折の小雨の中、スガモリ小屋では大勢の人が雨具に着替える支度で
小屋の外まであふれていた。
▼小雨の降る中での登りとなり、視界は程々で余り良くない。黙々と登り
西峰を経由して本峰を目指した。雨風で少々疲れ気味であったが、す
れ違う下山して来る人から「御鉢の紅葉は素晴らしかったですよ」との
挨拶を交わされ、元気を貰った次第である。
▼本峰山頂には、ただ一人居られて、ガスが取れるのを待っておられた
模様であったが、ガスが晴れないまま下山されていかれた。
▼私達は昼食をしながら冷たい雨風の中を待機。箸がよく掴めない「寒
い寒い」とつぶやきながらの弁当であった。
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▼やがて待つこと10分位で北峰の左肩からガスを吹き晴らし一瞬、山
肌が見え隠れした。弁当は食べ残し早々に片付けてシャッタチャンスに備え
た。
▼見え隠れを何度も繰り返し、その後、展望全開。
「すごい 凄い」の連発。南峰側の斜面は既に落葉、北峰の手前の
斜面の窪みのみが紅葉していた。最盛は過ぎているが素晴らしい景観
である。この悪気象の中でも「お鉢の紅葉」にはひとしおの想いを印象
付けた。 紅葉の季節を「興奮させる場所」として必見の場所がまた増
えたようである。
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▼ガスに包まれていく姿を見届けて早々に退避にかかた。
(復路での下山)西峰との鞍部に下る斜面では、長者原方面からの横
風の超強風に見舞われ吹き倒れそうになり、「じっと止まる」こと 数回
続く。 気象がこんなに急変することに打ち当たることは初めてである。
貴重な体験として記憶に残そうと痛感した。
▼西峰の肩に着く頃には雨風も弱まり、スガモリ小屋に到着して鉱山道
路付近では晴れ間も見え出した。
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