根子岳山窓

(阿蘇住人の山行記です。)

肥前ケ城 6月9日(金)

2017年06月09日 21時51分20秒 | 大分県

                  肥前ケ城(1685m) (単独) 

快晴

(行程) 牧ノ戸峠登山口(発9:30)→扇ケ鼻分岐→肥前ケ城分岐→
      肥前ケ城頂上台地広場散策→肥前ケ城山頂(着12:45)
      →星生山分岐(着13:15)→ 牧ノ戸峠登山口へ下山(着14:45)

6月6日に「熊本県を含む九州北部が梅雨入りした」と報じられ、
7日・8日は小雨気味の雨であったが、梅雨入り宣言には
唐突感(この一週間は大した雨は降っていないのに・・)が在るようにも思えた。

天気予報では今日だけが「晴れ間」で後は下り坂の週間予報である・・・。
それではと前夜に思い立ち、手軽に登れて(体調にあわせて)
ミヤマキリシマが楽しまれる肥前ケ城を選んだ。

家を出る時は靄(モヤ)がかかっていたが、ミルクロ-ドに上がると
一転して山紫水明を感じる瀬の本高原であった。

ミヤミキリシマが咲くこの時季は言わずもがなであるが
駐車場は満杯であることを承知の上で「猟師山・合頭山」 登山口に駐車して
路肩に隙間なく縦列する車を横目に牧ノ戸峠まで歩く。

 晴れ間を狙っての登山者が数珠繋ぎになって賑わう登路・・・
楽しい話し声が飛び交うグル-プやご老体に手を携えてアシストする息子らしい青年、
かたや奥さまが夫をサポ-トされている老夫婦
等々の登山者模様を脇に見ながら・・・・、
私の好きな風景「唐松林」を左に見て、扇が鼻分岐・星生山分岐を通り過して
西千里ケ浜の東端の「星生崎」手前から右に取り付き、
緩やかなスロ-プを左に巻いて肥前ケ城台地に着く。

今日の目的は、白花のミヤマキリシマを見定める事と
肥前ケ城台地の四方八歩を散策しミヤマキリシマを楽しむこととした。

(肥前ケ城への山行歴) ①2008/6/6  ②2011/6/24  ③2012/6/14 

 

↑ [やまなみハイウェイ・牧ノ戸峠直下の展望所から雄大な瀬の本高原・根子岳・高岳を望む]

↑ [沓掛山直下の登路から緑滴る山肌と列なる登山者を観る]

↑ [扇が鼻肥前ケ城のあいだに浮かぶ根子岳 :西千里ヶ浜の登路にて]

↑ [肥前ケ城北斜面台地を彩るミヤマキリシマ]

東西南北に広がる台地はミヤマキリシマが咲く大パノラマとなっていて
踏み跡は縦横無尽に走り、散策は自由奔放に楽しむことが出来る。
また
溶岩岩塊が庭石のようにして点在しているので、それぞれの岩頭に上がって
腰を据え、花を見るのも、違った趣を感ずるものである。
今回は二つの岩頭に上がって眺める事となった。

↑ [台地南斜面に広がる花:前方ピ-クは扇が鼻]

↑ [上記、画像のアップ]

↑ [台地南側から肥前ケ城頂上直下の景観を望む:白花のミヤマキリシマが視える]

↑ [彩りの違う花々を楽しむ]

↑ [映える白花キリシマと盟主・久住山]
頂上南側直下の岩陰に咲く白花(頂上からは見えていない)
この台地に咲く白は一株だけのようである。

↑ [白花キリシマの先には左から天狗ガ城中岳そして盟主・久住山]

↑ [肥前ケ城頂上直下、南側台地の景観]

↑ [肥前ケ城頂上にて]

↑ [彩りの良い株 :前方直下には西千里ヶ浜を歩く登山者]

↑ [ツクシドウダンツツジ(筑紫灯台躑躅)]

 (2017.7.8日 加筆)

 

コメント    この記事についてブログを書く
« 赤川浦岳 5月2日(火) | トップ | 崩平山 9月9日(土) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

大分県」カテゴリの最新記事