阿蘇・南外輪山トレッキング 2/2
(地蔵峠→駒返峠→駒返登山口 :約9km)
快晴 (文字サイズは「中」が最適)
(行程)地蔵峠(発8:40)→大矢岳(着9:20~発9:25)→大矢野岳(着10:00)→地震ケ岩入口
(着11:25)→昼食(12:00~12:40)→駒返峠(着13:10~発13:25)→林道出合(着14:00)
牧野道出合(着14:20)→駒返峠登山口(着14:35)
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▼駒返峠手前の稜線で昼食を済ませて鞍部となる駒返峠への丸太段を下った。
峠は杉・桧の喬木に囲まれた小広場となっていて地蔵さんが鎮座する。
この峠道を北に下れば南郷へ、南に下れば山都町稲生野へと続く九州自然歩道が延びて
いる。(駒返峠から縦走路を東に100m位行くと「稲生野」への道標が建っている)
因みにガイドブックによると「駒返峠は、中世に阿蘇大宮司が矢部の浜の館を根拠地とした当
時、南郷谷と矢部を結ぶ南外輪山中、最重要ル-トだった。峠名は、この峠で馬を返したこ
とにちなむという。」と記述されている。
*「浜の館」についての参考資料
①熊本県観光サイト・ふるさと寺子屋・浜の館 (←クリック)
②城郭放浪記 (←クリック)
▼峠では、道標が指す南方向「丸山キャンプ場」への取付きを少しばかり探索 (踏み跡は縦走
路から右と左と二つ在ったが、右へのル-トが踏み跡は明確であったように思えた。)
した後、反対側の駒返峠登山口へと向かった。
▼下山路は車をデポしたグリンロ-ドを目指して外輪壁を降下して行くこととなる。
峠からの歩き始めは、石が重なるガレで足場の悪い急降下であるがその後は自然林から
植林帯に変わる登路をジグザクに歩いてコンクリトの林道に出る。
道標に従い、林道を一旦、左に歩き、林道を横断して杉の造林地に入る。
鬱蒼とした杉林を15分位下り、小さな沢を渉ると明るい牧野道に出た。
▼牧野道には大きな花をつけたリンドウが咲き並ぶ・・・。池け花用に採取したリンドウを手に
持ち、南阿蘇外輪山トレッキングコ-ス全ル-ト完歩の達成感と体調(徹爺さんの脚と私の
腰)に支障なく歩き終えた安堵感を噛み締め、開放感に浸りながら歩き、城山(駒返城)方角
を右に見て駒返峠登山口に着地した。
この峠からのル-トは九州自然歩道の支線となつているので九州自然歩道特有の丸木階
段あり、道標ありで登路に迷うことはなかった。
*駒返城についての参考資料→城郭放浪記←(クリック)
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[今日一番の紅葉模様] [駒返峠]
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[下山路から駒返峠を振り返る] [九州自然歩道特有の板張造りの階段]
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[駒返峠に下った縦走路上のピ-クを振り返る] [外輪壁を下って駒返峠登山口へ向かう]
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[牧野道から外輪山の稜線を振り返る] [駒返峠登山口に立つ「駒返城跡」の標柱]
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[グリ-ンロ-ド沿いにある駒返峠登山口とデポしていた車]
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今回を以って、阿蘇南外輪山トレッキングコ-ス縦走完歩 (総距離は概ね 35km位)
(萌の里~俵山~冠ケ岳~地蔵峠~駒返峠~清水峠
~高森峠~黒岩峠~清栄山~宮地嶽~国民休暇村)
(過去の山行歴) ①地蔵峠~俵山 2010/01/24
②清水峠~駒返峠 2011/09/07
③黒岩峠~清栄山 2011/11/15
④黒岩峠~中坂峠 2011/12/05 ・ 中坂峠~清水峠 2011/12/05
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・グリ-ンロ-ドの展望所から望む・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[駒返城跡(城山839m)] [羅漢岩]
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・広域農道・色見集落から根子岳を仰ぐ・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・大戸尾根登山口から根子岳南峰の崩壊状況を確認する・・・・・・・・・・・
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(2012/12/23 加筆)
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