二人と二匹の物語

日常のたわいないことなどなど

消えない雪だるま

2025-01-10 21:19:36 | 日記

夏に憧れ、太陽のもとで過ごすことを夢見ている雪だるま

 

オラフ

 

 

 

子供のころ、雪だるまを作って、

その雪だるまが

雪がやんで、晴れた空の下で

どんどん形が崩れ、

そのうちに、ただの雪の小山みたいになってしまって

 

 

雪だるまが人間のように

感情や思考を持ったとしたら、

夏や太陽を嫌いになったり、

怖くなったりするような気がするのですが

オラフは夏や太陽と共にいたい

 

 

そんなことを思った雪の日

 

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結婚はこれがあったり、あれが無かったり・・・

2025-01-10 07:45:51 | 日記

朝ドラ見ている夫婦です。

もう何十年も、毎朝の習慣になっています。

今朝の NHK朝ドラ「おむすび」を見て、

結婚の思い出に関する胸の痛みを感じていました。

 

 

 

結婚って、

これはあったけれど、

あれは無かったな・・・

そんなことが湧き上がってくるものかも・・・

 

無かったもの、

無いものにフォーカスがあたってしまうのです

 

 

例えば、

両家の付き合いは全く無し

だから親族の写真は全く無し

でも、結婚式は上げています。

朝ドラ「おむすび」では

結婚式や婚約指輪は無しだけれど

親族同士の写真があり、

笑顔があり、

そこの場面で胸がきゅっと痛んだのでした

 

痛いなあ・・・という気持ちをごまかしていました。

でも、どんなにごまかしても

ふいに、こんなドラマの場面が出てきたとき、

その痛みがよみがえってきてしまいます。

 

ちゃんと 痛みを感じていないからだなと

おばあさんは思いました。

 

お互いに実家は離れているし、

転勤族だし、

親戚づきあいや両家の付き合いをあれこれやろうとしたら

それはそれは大変な事になるし、

じゃあ、どの程度の距離までが付き合いの範囲になるのか?なんて

誰も決められないし。

 

寂しさだな・・・とおばあさんは感じました。

おじいさんは、寂しさっていうのをあまり感じないのです。

 

このブログでも 何度も書いているように

おばあさんは「寂しさ」をこころの奥に隠してしまいます。

「寂しさ」が顔を出すと、

それを見ないために、押し込めるために

気分転換に走ってしまうのです。

 

気分転換なんて、今の世の中、いくらでもできてしまうから。

物や娯楽があちこちに溢れているので、

あっという間に、別のことに気持ちが移っていけるのです。

特に「寂しさ」っていうのは

身体の痛みや貧困に比べたら、

気を紛らわせるのはわりに容易です。

 

 

 

 

痛いな・・・

心臓にチクっと刺さったな・・・

これ ちゃんと見ないとな・・・

 

 

ちゃんと見てみると

寂しさだけじゃなくて

怒りもあるし、「どういうつもり?!」

不信感も出てくるし、「なにか恐ろしいことを隠しているんじゃないだろうか?」

罪悪感も出てくるし、「わたしが酷いことをしたから言ったからこうなったんだ」

あとからあとから いろんな感情が出てきました。

おわり無く出てくるのです!

 

 

起きたことは最善

と、よくヨガの師匠は言っていました

 

 

今現在は、何の問題も無いし、

平安だし、

平和だし・・・

 

 

 

今朝は、朝ドラを見て、

過去と向き合うことができました。

そして

過去はどこにも存在しません。

 

 

 

 

 

 

 

 

猫ちゃんたちの日向ぼっこ姿は

この上なく

幸せな気分になります♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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年賀状じまい

2025-01-06 08:17:52 | 日記

おじいさんは すでにもうずっと前から年賀状じまいしています。

おばあさんは 年賀状を出しています。

 

二人とも 両手で余るほどのお付き合いしかないのです

 

それでも おじいさんは、たった1枚しか来ない年賀状ですら

お返事を書くことはありません

 

おばあさんは お返事の無い方々には次年度は年賀状は出しません。

すると 少しずつ少しずつ 時には ガクッと年賀状が減り・・・

あまりにも 元旦に受け取った年賀状が減った年は 心臓がカチっとなったような気がしました。

 

寂しい・・・

という思いが正月早々湧き上がったのでした

 

年賀状だけやりとりしているお友達というのがいるのですが、

一言も書いて無く、印刷年賀状が届くのです。

寂しいという気持ちと義務感かなあ~という気持ちと

じゃあやめようかという気持ちも出てくるときがあるのですが、

相手に迷惑かも・・・とも思うのですが、

やっぱり毎年書いています。

 

 

 

 

 

いま、枕草子、古今和歌集、白楽天の読書会を

おじいさんと二人でやっています。

白楽天の琵琶行で

「声無きは声有りにまさる」

という 一節があるのですが、

それがすごく心に残り、

そうだ、相手は静寂を与えてくれたんだな・・・

と 思うようになりました。

 

 

 

静寂の中で聞く声は

思い込み、偏った見方

気分が悪くなる考えを

たいらにしてくれますね

 

 

 

今年は、宛名と名前が書いていなかったお返事の年賀状がありました。

付き合いの少ないおばあさんは すぐに筆跡で彼女だなと思いました。

彼女は、数年、年賀状が無かったにも関わらず、喪中の葉書がきて、

年賀状を復活したのです。

年賀状にはひとこと、ふたこと書いてはあったので、

もしかしたら、書き忘れたのかもしれません。

 

でも・・・

 

もう、住所は教えたくないのかも・・・と思いました。

 

年をとれば、あれこれ人には言えない事情が重なっていくし・・・

 

 

 

寂しさを埋めるために出す年賀状から

寂しさを受け取っているなら

やめりゃいいでしょ!なんだけれど・・・

 

 

 

 

なんででしょうね・・・

 

 

 

 

 

 

まるで、一年に一度だけ作るお節料理のように

やっぱり やめられない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黒ヤギさんからお手紙ついた

白ヤギさんたら読まずに食べた・・・♪

まどみちおさんの詩

 

つながっていないようで

つながっている

 

目には見えねど

ご縁は有るような 無いような

そんなお付き合いが

お正月にはあります

 

 

年賀状は食べられないにゃ~、

田作りにねらいを定めている?猫ちゃん

 

電子レンジの上で待っています

 

 

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元旦に大掃除

2025-01-01 21:05:04 | 日記

誰かが 訪ねてくることも無いし、

どこかに行くわけでもないので、

おじいさんもおばあさんも

元旦に大掃除をやっています

 

棚の上を掃除し、

ベランダの隅の方を掃除し、

サッシの手の届きにくいところを掃除し、

コンロの油汚れを掃除し・・・・

 

なぜか はかどります

 

不思議です

 

年末も 窓ふきや 隙間にたまったほこり

押し入れの奥の掃除もやりましたが、

寒くて なかなかできない外の掃除や

ぎりぎりまで稼働している台所は

後回し状態になっていました。

 

静かな 静かな 環境で

ゴシゴシ 元旦に大掃除

 

なんだか 気持ちが良くて

いつのまにやら

寂しい気持ちも

油汚れと共に綺麗に流され・・・

 

とはいえね・・・

 

 

寂しさっていうのは

コンロの油汚れのように

こころにべた~っと

くっ付いて

なかなか落ちないようです

 

 

若いころは 寂しさを見ないふりして

旅行へ行ったり

上手い具合に 気分転換していたのです

 

あるのに 無いとは言えないし

無いふりはできても 無くなりません

 

 

作るつもりが無かったはずの

おせち料理も

大晦日には

あれこれ 作ってしまい、

冷蔵庫は パンパンに埋まっています

 

 

普段と同じ生活をしたいと思っても

それは なかなか難しいです。

 

普段と違う日常を作って

気分転換して

そうこうしているうちに

この人生も終わるんだろうか

 

 

猫は年末年始もいつも通りです

 

そして しあわせそうです

 

 

 

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「老けづくり」みうらじゅんさん

2024-12-30 09:27:02 | 日記

 

笑いました!

元気もらえました。

そして、とっても

ホッとしました。

緩みました。

 

老けづくり

アウト老

不安タステイック・・・

などなど

愛溢れる言葉の数々

 

 

おじいさんもおばあさんも

どこか

「正解なおじいさん、正解なおばあさん」というカテゴリーがあり、

みうらじゅんさんがおっしゃるような

「いろいろな老人がいる」ことを

すっかり否定していたなぁ~

自分自身の考え方が小さくガッチガチに凝り固まっていたなあと感じました。

もっと自由でいいよね!!

わたしも そして あなたも

 

 

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