長女の執事、次女のホペイロ、妻の召使

長女の執事として、次女のホペイロ、妻の召使としての日記

女子サッカーをしている子たちに未来は無い

2021-07-02 11:09:31 | サッカー
主要都市でサッカーに取り組んでいる女子は選択肢も豊富で実力次第でどんなチームにも挑戦できる環境があるのかもしれない。

しかし、地方都市でサッカーをしている女子に選択肢は無い。

女子でテクニックもあり男子と肩を並べている女子でさえ中学校になるとプレーできる環境は限られている。
どれだけJFAが女子の育成に力を入れていると言っても、現実に力を入れているのは都市部だけであり地方から見るとなんの恩恵もない。
地方のサッカー協会も女子の育成という言葉は出すが具体的な案や事例などは無い。
結局ふわっとしたジェンダーレス、女性の社会参加というお題について「取り組んでいます。」「取り組もうとしています。」というのが現状です。

そして、プロとなるのはかなりの狭き門だろう。

なんのためにサッカーをするのか?と子供に聞くとプロの選手になって日本代表になってワールドカップに出る!

威勢の良い返事が返ってくる。

もちろん、うちの子供がプロ選手になって日本代表になってワールドカップに出るなんて微塵も思っていない。
ただ、子供たちは中学校や高校のサッカー環境がどうなっているか知らない。
男子のように豊富に選べるわけでは無いことをまだ知らない。
子供に「お前のやっている女子サッカーというのは茨の道で前途多難、未来なんて見え無い。特に地方では進学すればするほどチームは存在しない。」なんて言えない。

現在小学4年生の彼女は毎週サッカーを楽しみ、週末には試合に出て一喜一憂している。
今が楽しければ良いのかもしれない。
幸運なことにサッカー女子の友達もたくさんできた。

親としてはただ明るい未来を見せてあげたい。
小学校でサッカーやってよかったねって言いたい。
中学校はこんなすごいチームやあんなプレーするチームがあるみたいだよって言いたい。

毎日頑張っている彼女たちに未来を見ることができる環境を与えて欲しい。