おもい出し日記

量産会社のZEHレベルの比較と地域型住宅は?

ZEHとは1年間のエネルギー消費量がネット(正味)でゼロである住宅のことです。消費するエネルギー量と自宅で創ったエネルギーの量の差がゼロかゼロ以下になるという意味です。

量産会社は積極的にZEH化を進めていて、新しい商品を出しています。
新建ハウジングに掲載されているUA値、構造、価格を紹介します。

S社、UA値:0.60強、木質、ZEH以外も含めた戸建新築平均3706.3万円、141.77㎡
D社、UA値:0.56以下、軽量鉄骨、―
S化、UA値:0.50以下、2×6、62.5万円/坪から
P社、UA値:0.60以下、軽量鉄骨、標準本体価格2931万円、130.46㎡
T社、UA値:0.60以下、鉄骨ラーメン、参考本体価格3361万円、136.83㎡
M社、UA値:0.43、2×6、参考本体価格3447万円、166.91㎡
S社、UA値:0.45、木造、ZEH以外も含めた戸建新築平均3410万円、39.5坪


性能的にはUA値で0.43~0.6強ですが、大体は0.6以下をクリアすれば…。
ということでしょうか?

たぶん、関東・関西地域(5・6地域UA値:0.87)の外皮強化型ゼロエネルギー住宅(経済産業省補助対象)UA値が0.6以下となっていますのでここに合わせているものと思われます。

なので、以前よりは強化されたということではありますが…。
レベルは高くありません。

軽量鉄骨系はやはり気密や断熱の取り方が難しいのでしょうか…。

全国共通の商品ということを考えると…しょうがないことなのでしょう。


価格は面積・仕様が同じではないので一概には比較できません。

蓄電池・ソーラーパネルはどのぐらいで設定されているのか比較はできません。

断熱性が悪ければメカ(ソーラーパネル等)で強化するということになると思います。


S社さんの直近の平均1棟単価は3566万円(平均坪単価83.3万円)だそうです。
(面積は不明です)

地域型住宅1.3(UA値0.41)をZEH化して簡単に計算しても1000万円ぐらいの差がでてくるものと思われます…。


量販店というと…。
大量に「もの」をつくるので価格が下がるのだと思います。
「お値段以上○○○」のフレーズが出てきますが…。

住宅の場合、手仕事の多い方が価格は低く…。
大量に工場生産される住宅の方が高くなることには疑問が残ります…。
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