コロナ禍の最中、移住先のカナダで乳がんを宣告された著者が、発覚からキャンサーフリーまでの約8カ月の出来事が書いてあります。
この本を知ったのは新聞の記事からです。
くらしのコーナーで6回連載されていました。
「くも」と「がん」には関係性があるのだろうか?
「くもをさがす」とは?が気になり、本を購入することに!
まさか自分がガンに!
今健康な方は誰でも想像ができないのではと思います。
当事者にならないと…。
この本から、海外と日本の医療体制の違いが分かりました。
日本は恵まれている…けれど…。
恵まれているがゆえに本人と病院との関係が深く、近くにいる方には出来るだけ教えないような…。
バンクバーでは、本人と友人、近くにいる方の付き合いが深く、みんなで助け合っているようで…うらやましくも思えます。
バンクバーの医師の方たちの言葉が大阪弁に通訳され書いてあり、親しみがもてました。
「くもをさがす」の意味は最初の方に書いてあり、分かりました。
「くも」のおかげで…。
当初は公表するつもりがなかった日記でしたが…
誰かに「助けて」を言っていい、「みっともなくていい」という体験を、誰かに渡すことができるのでは…。
「ガンになったのは、その人のせいではないし、その人の体は、その人のもの」だから。
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