近GGセミナーとは、国交省地域型住宅グリーン化事業においてグループを形成している工務店・設計事務所との「これからの家づくり」の勉強の場です。

さて、今月の内容は…
1. トピックス
1) 新築受注状況等
・ 1月の受注状況、Dハウスは5ヶ月連続で2ケタ減(-29%)、Hヤグループは今期に入り減少が続く(-11%)。他メーカー期累計では3~19%UP
・ 2月の持ち家新築住宅着工棟数は前年同月比5.6%減で1万6978棟、昭和38年2月以来の低さ。
2) 値上げについて
・ パナ(8/1より):住設:9~11%UP、建具等10%UP(2回目)
・ 地域型住宅un・gbの新価格は5月契約より適用します。
3) 集客状況(伊藤工完見)
・ 広告の予算と今回の広告媒体と費用について
・ 3/12:4組、3/13:4組の計8組
4) 見学会のお知らせ(伊藤工)
・ 構造見学会:5/21・22・28・29、利府町にて
2. 令和4年度 国交省地域型住宅グリーン化事業予算について
1) ZEH・NearlyZEH :140万円(125万円)長期優良住宅の場合は+10万円
2) 認定長期優良住宅 : 140万円(125万円)
3) 認定低炭素住宅 : 90万円
※ ( )内は施工経験4戸以上の場合
3. セミナー
1) 断熱気密(別紙参照)
2) 2050年の家づくり(別紙参照)
4. その他
1) 施工協力のお願い (次回に)
2) 点検について (次回に)
補足事項とセミナーを終えて
宮城県2月の一戸建ての着工棟数は288棟で前年同月比-9.1%になっています。また、コロナによる経営破綻が全国で3,279社、宮城県では64件もあるそうです。忙しくさせていただいていることに感謝しなくては…。
値上げの2回目が設定されました。今回はロシア・ウクライナショックによるものです。今後の状況により、他メーカー、3回目もある?…。
構造見学は5/21・22・28・29に予定していますが、一足早く5/10に近GGメンバーに見学してもらいます。その時は宮城県林業課様が新築現場の構造見学と県産材100%のモデルハウスの見学を予定していて…一緒に見ることができればと思いました。
断熱・気密のセミナーは資料9枚(A3)を用意し、解説をさせていただきました。
壁の構成は断熱層、防湿層、防風防水層、通気層、設備層の5つの層に分かれています。
この「5つの層」のうち2つを兼ねたり、何かを省略する場合、対策が必要になり、怠ると内部結露やカビが発生します。基本中の基本です。その他には、防湿層・通気層を省略するとどうなるか、天井・屋根にも5つの層が必要、5つの層を確実に連続させる、防湿気密シートの活用方法等を解説させていただきました。
先日、建て方に参加していただいた大工さんからは、弊社の工事はとても参考になるとのことで、よかった…。
3月の地震による補修工事で忙しく、全員出席にはなりませんでしたが、久しぶりのセミナーでみんなの顔を見ることができました。
いつもの時間が戻ったようで…何か落ち着きます。
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