名前のイメージ通りのお人好しで、青春時代に出会った人たちの記憶に生き続ける人です。
この映画に親しみを覚えるのは、
自分の30年前はどうだったのか?
どんな人に助けてもらったのか?
どんな刺激を受けて今があるのかなど…。
自分の記憶を思い起こすことが出来るからでしょうか。
親しみのある、いい映画でした。
遠い昔の何でもない日常の記憶が蘇ることがあるそうです。
普段は思い出さなくても、あるきっかけで鮮明にその時の映像が流れるのだとか。
28年間お世話になっている同年代、床屋の店主のお母様が最近亡くなりました。
ずいぶん前は仕事もされており、私が床屋に来る日が分かるようで言い当てていたと聞きました。
仕事を辞めてからも店にいる時があって、その時もきちんとした服装とお化粧をしているキレイなお母様でした。
店主である息子さんからお母さんを看取ることが出来た話を聞きました。
亡くなる30分前、手を握っていたら…。
いつもは思い出したこともなかった記憶が鮮明に蘇ったといいます。
小さい頃、友達とちょっと遠くの沼に遊びに行っていたらつい夢中になり…。
暗くなってしまい帰ろうとした時、タクシーでお母さんが迎えに来ました。
仕事をしていた時間でしたが心配になり、店の前を通る小学生にどこに行ったか聞き取り、隣のタクシー屋さんから直行したそうです。
なんでここの場所がわかったの?ということでしょうが…母の思いは強いですね。
手を握っている時、子ども心に大変迷惑をかけた、心配させてしまったという記憶が走馬灯のように駆け巡ったそうです。
映画とは少し内容が違うような気がしますが…。
最近、聞いたその話を思い出しました。
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