おもい出し日記

復興住宅

地域型復興住宅をイメージした住宅「特選木なりM」をつくりました。

面積は34坪前後で3タイプ!
メーターモジュールで次世代省エネ3地域(宮城)対応です。

総2階建て、外壁廻りを除き内部は真壁造り、引き戸基準です。
構造材の柱や梁の下側があらわしで見えます。

エアコンは3台を標準仕様としました。
14帖用1台、6帖用2台!

計算上は14帖用1台と6帖用1台で間に合いますが…。

エコキュート標準
Low-eガラスを東西に!
南側は太陽光を積極的に取り入れた方がいいので設置しません!


さて、


地域型復興住宅はみやぎ材で!ということになっていますが
6万戸建設に対応できるのでしょうか?

地域型復興住宅の生産供給を行うグループ(原木供給、製材所、設計事務所、工務店、協力業者をひとつのグループとする)として復興住宅をつくることになっていて、宮城県では76グループが登録されました。
工務店を数えたら約900社?

みやぎ材利用で心配している部分もあります。
これだけの量が一気に出てくることはないと思いますが…。

こんなに使える木材があるのでしょうか…。

あることはあるのでしょうが…。

問題の一つは含水率!

優良みやぎ材の認定は25%以下であればOK!ですが…。
すこし甘いように思われます。

JAS仕様の25%を採用しているようですが…。

当社では20%にしていますがさらに下げようと思っています。
18%以下+α(秘密)!


復興住宅がみやぎ材で大量に造らなくてはいけないのはわかりますが
乾燥がなっていないと将来、いろいろな問題が発生してくることにも!

人工乾燥材を使えば問題も少なくなるのでしょうが…。

天然乾燥の場合は慣れていないといろいろ問題が出てくるのかと
心配しているところです。
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