おもい出し日記

迎賓館 赤坂離宮(国宝)ぶらぶら建築散歩



かつて紀州徳川家の中屋敷があった場所に明治を迎え皇室に献上されました。
東宮御所として誕生した日本で唯一のネオバロック様式の西洋宮殿です。







屋根には阿吽の鎧武者がいました。
西欧の建築様式の中に日本的な要素が入っています。



朝日の間
要人の表敬訪問や首脳会談が行われるのが朝日の間です。
国賓が天皇皇后両陛下とお別れの挨拶をする最も格式の高い部屋です。



彩鸞の間
来賓が最初に案内される控えの間です。
首脳会談や条約調印にも使用されます。



花鳥の間
晩餐会が催される間で、木曽産のシオジ材で板張りされた内装は落ち着きと心地よさがあります。
室内には、さまざまな花と鳥が七宝焼で30枚、森のように落ち着いた空間を演出しています。



羽衣の間
歓迎式典や晩餐会の招待客に食前酒をふるまう場として使われるほか、演奏会が行われることもあるそうです。




建物の両翼を前方に張り出し、湾曲させています。





設計者は片山東熊、昭和の大改修は村野藤吾、和風別館「游心亭」は谷口吉郎です。

長女が見学していて、とても良かったということと、金沢にある谷口吉郎・吉生金沢建築館に「游心亭」の大広間と茶室が再現されていて、どうしても赤坂離宮の別館が見たくなったので…でも抽選見学なので見ることができず…残念!

今回、ビックサイトに行った次の日に見学させていただきました。
手荷物検査、飲物検査で入るまでに40分かかりましたが…。

本物を見ることができてよかった。
自分がすこし偉くなったような感覚に…。

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