公文で九年

公文式教室を9年間経営していた学習塾経営者です。
公文教室とはどういうものか私の視点で公開したくなりました。

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2018-02-13 | 読者からのコメント・おたより
二月は定期テストや入試関係でなんとなく気忙しく
いくつかおたよりいただいているのですがお返事が遅れて申し訳ありません。

現在大手の塾でお仕事をされている方からの、個人塾を開くためのノウハウを知りたいという件、
まず、当ブログの経理関係の記事をご覧ください、ということで。
その上で「ここが知りたい」ということがあればご質問の件にお返事を書きます。

それから、いくつかのおたよりの中で気になったのが
「今更引いてもいいのか」というコメント。
塾の先生、塾経営といえば体裁はいいかもしれませんが
結局のところ、儲かってなんぼ、の商売です。

昔、ある事務局長が
「私はサラリーマンではありません、教育者です」なんて言っていましたが
局内の指導者たちの教育とやらに失敗すれば左遷ですから
へ? サラリーマンでしょ?
まあねぇ、独立教室が相次ぎ、1~2年で担当局から1万近く生徒が減れば
そりゃ左遷でしょう。収入あっての会社経営ですからね。
研究会だって、生徒数の増加が見込めるところに教室を設置し
生徒数が伸びない教室へはあれこれ言ってくるわけです。

ですから。
研究会自体が「採算性無視」なんてありえないのですから
末端の教室指導者が「無私ご奉公」なんてことにならないように。
そのご奉公が、研究会に対してなのか生徒たちに対してなのかにもよりますが
少なくとも私は、私財を投じて他人の子の教育をする根性はありません。
そこまでのお大尽ではありませんから。

自分の趣味に毎月何万円かのお金をかけると割り切れば
それは人好き好きなので、お好きなように。

かく言う私も、ボチボチトシなので教室閉鎖を考えているところです。
何しろ、現在の教室は家賃を含めそれなりに経費が掛かるので
ある程度の生徒数は必要なのですが、生徒募集が億劫になってきたのです。
しかし、現在の生徒の何人かはどうしてももう何年かは見てあげたいので
どこかで時間貸しの教室にでもするかなと思案中。
ま、ロイヤルティはいらないので、そのあたりは自由が効きますが
それも不便だし・・・・・・


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