8/22の教室で、4年生のA君が「気持ちが悪い」と言い出しました。
母親がスタッフをしてくれているので聞いてみると
「この頃イマイチ体調が良くなくて、いつもなんとなくだるそうで。熱もないし食欲もあるのですが
先日も買い物に誘っても、うちにいるって言って。いつもならホイホイついてくるのですが」
「勿論、クーラーつけてるよね、寝る時も」
「ええ、常時27度にしています」
気が付けば他の子もなんとなくだるそうで、学習がはかどりません。
もしかすると・・・・・・と思い、教室のクーラーを25度まで下げて扇風機もまわして。
みんなでアイスタイム。
2時間たつ頃にはすっかり元気になり、あいている部屋で他の子とはしゃいでいました。
お迎えに来たお母さんたちに聞いてみると
みな「夜は27度でクーラーつけたままにしています」とのこと。
「子どもには27度では暑いのかもしれないから。この際、思い切って夜は23度ぐらいにして
掛け布団を秋レベルにして寝かせてみたら?」と提案しました。
次の25日の教室ではみんなすっかり元気な顔になっていました。
「よく寝れたよ」
酷暑の夏で、オトナもですが、子ども達にも疲労がたまっているようです。
熱中症とまでは行かないまでも予備軍のような状態もあるのではないでしょうか。
そういう時に、暑さにさらされると熱中症になりやすいのでは?
27度というのは最適温度とされているようですが、子どもにはもう少し低い方がいいのでしょう。
オトナでも27度では家事をしていたりすると汗が出ます。
水分補給・塩分補給に気を配っていても眠っている間は補給は無理です。
下校の折など、暑さは避けられませんから、夜ぐっすり寝られるようにして
暑さ負けを引きずらない工夫も大事です。