来月には確定申告の受付が始まります。
昨年の帳簿の整理にぼつぼつ取り掛からねば・・・・・
皆さんはどんな帳簿を、どういう目的でつけていますか?
公文時代には、青色申告会に加入して年額6000円を支払い、
若干の確定申告がらみの講習と、
作成した申告書類にミスがないかどうか点検してもらうということがありました。
若い頃、簿記の資格は取ったことがあるのですが、
実務経験はなかったのですっかり忘れていて、とても勉強になったのは確かです。
でも。
公文の講習では、
帳簿のつけ方、申告書の作成については学習しましたけれど
その記録の見方、活用について触れることは一切ありませんでした。
以前、このブログで書いているので重複するかもしれませんが
そもそも、帳簿というのは
自分の事業のお金の出入りを確認する為につけるものです。
税金の申告のために記載しておくものではありません。
主婦感覚で言えば、家計簿と同じ。
収入がいくらあり、
そのうちのどれだけを、収入を得る為に支出したか(必要経費)ということが
一目瞭然で見ることができるための帳簿です。
家計簿では、収入は生活の為の費用として使われていき、
やりくり上手な主婦はその中から貯蓄ができるということになるのですが、
個人事業では、家計簿の貯蓄にあたる部分が指導者の労働対価となるわけです。
公文のころの「決算準備表」ではロイヤルティは「仕入れ」扱いになっていて、
他の必要経費とは別立てで計算するようになっていました。
ロイヤルティを差し引いた分を収入として考えるよう条件付けされていたわけです。
何の疑問も持っていなかったのですが、
消費税計算の際に、しばしばそれを見落として
「えーっ、こんなに消費税払うんだっけ・・・・?」
二年越しに、税務署で税理士さんに教わりながら計算しなおして、ようやく
仕入れ原価も経費のうち、ということが身につきました。
ちなみに、現在はロイヤルティでなく「教材費」として経費計上をしているので、
そういう計算ミスはおきませんけれど。
公文のころは、一度だけ研究会のパソコン帳簿(CD)を購入したことがあるのですが
あまりに使い勝手が悪く、
自分でエクセルで作った帳簿を使っていました。
要は計算が自動でできればいい、だけのことで、申告書等は手書きでもいいので。
その後、市販の帳簿ソフトを購入して
現在は電子申告。
市販の帳簿ソフトのいいところは、エクセル連動で
項目ごとのグラフがすぐに見られるということです。
総収入のうち、公文のころでしたら40パーセントがロイヤルティとして消え、
人件費の割合はどれだけで、生徒維持費にどれほど、
家賃の占める割合は・・・・
生徒維持費についても項目ごとにグラフ化することもできるので
文房具にどのくらい、お楽しみ会費用がどれほど、と
金額そのものとは別に、割合で見ることができます。
金額とは別に、割合という考え方は大切だと思っています。
もう記憶は定かではないのですが、
公文のころ、決算準備表などと一緒に用意する書類の中に
経費等の収入に対する割合を出す計算式が入っていて、
純益割合を計算できるようになっていました。
私の場合、年間年収の4~5%で、
これは一千万収入があっても40万円~50万円程度の手取りということです。
その数字の意味することがピンとこなくて
当時親しかった局員に「これ、何・・・?」と聞いたら
目を逸らすようにして「気にしなくてもいいですよ、大体こんなものです・・・・」と言われました。「どこの教室でもこんなもので10%は越えないですから」って。
今思えば・・・・・
確定申告の準備と共に、
ご自分の帳簿を見直し、労働対価を見直してみられることをおススメします。
ボランティア精神はおおいに結構ですけれど、
そのボランティアが、生徒のためなのか、研究会の為なのか、
ということは熟考してみる価値があると思います。
私は
子育てに手助けが欲しい人たちに、金額に見合う、あるいはそれ以上の
サポートをすることはまったく苦になりませんが、
他人の懐を潤す為にあくせくするのはお断り、と
フランチャイズは降りました。
昨年の帳簿の整理にぼつぼつ取り掛からねば・・・・・
皆さんはどんな帳簿を、どういう目的でつけていますか?
公文時代には、青色申告会に加入して年額6000円を支払い、
若干の確定申告がらみの講習と、
作成した申告書類にミスがないかどうか点検してもらうということがありました。
若い頃、簿記の資格は取ったことがあるのですが、
実務経験はなかったのですっかり忘れていて、とても勉強になったのは確かです。
でも。
公文の講習では、
帳簿のつけ方、申告書の作成については学習しましたけれど
その記録の見方、活用について触れることは一切ありませんでした。
以前、このブログで書いているので重複するかもしれませんが
そもそも、帳簿というのは
自分の事業のお金の出入りを確認する為につけるものです。
税金の申告のために記載しておくものではありません。
主婦感覚で言えば、家計簿と同じ。
収入がいくらあり、
そのうちのどれだけを、収入を得る為に支出したか(必要経費)ということが
一目瞭然で見ることができるための帳簿です。
家計簿では、収入は生活の為の費用として使われていき、
やりくり上手な主婦はその中から貯蓄ができるということになるのですが、
個人事業では、家計簿の貯蓄にあたる部分が指導者の労働対価となるわけです。
公文のころの「決算準備表」ではロイヤルティは「仕入れ」扱いになっていて、
他の必要経費とは別立てで計算するようになっていました。
ロイヤルティを差し引いた分を収入として考えるよう条件付けされていたわけです。
何の疑問も持っていなかったのですが、
消費税計算の際に、しばしばそれを見落として
「えーっ、こんなに消費税払うんだっけ・・・・?」
二年越しに、税務署で税理士さんに教わりながら計算しなおして、ようやく
仕入れ原価も経費のうち、ということが身につきました。
ちなみに、現在はロイヤルティでなく「教材費」として経費計上をしているので、
そういう計算ミスはおきませんけれど。
公文のころは、一度だけ研究会のパソコン帳簿(CD)を購入したことがあるのですが
あまりに使い勝手が悪く、
自分でエクセルで作った帳簿を使っていました。
要は計算が自動でできればいい、だけのことで、申告書等は手書きでもいいので。
その後、市販の帳簿ソフトを購入して
現在は電子申告。
市販の帳簿ソフトのいいところは、エクセル連動で
項目ごとのグラフがすぐに見られるということです。
総収入のうち、公文のころでしたら40パーセントがロイヤルティとして消え、
人件費の割合はどれだけで、生徒維持費にどれほど、
家賃の占める割合は・・・・
生徒維持費についても項目ごとにグラフ化することもできるので
文房具にどのくらい、お楽しみ会費用がどれほど、と
金額そのものとは別に、割合で見ることができます。
金額とは別に、割合という考え方は大切だと思っています。
もう記憶は定かではないのですが、
公文のころ、決算準備表などと一緒に用意する書類の中に
経費等の収入に対する割合を出す計算式が入っていて、
純益割合を計算できるようになっていました。
私の場合、年間年収の4~5%で、
これは一千万収入があっても40万円~50万円程度の手取りということです。
その数字の意味することがピンとこなくて
当時親しかった局員に「これ、何・・・?」と聞いたら
目を逸らすようにして「気にしなくてもいいですよ、大体こんなものです・・・・」と言われました。「どこの教室でもこんなもので10%は越えないですから」って。
今思えば・・・・・
確定申告の準備と共に、
ご自分の帳簿を見直し、労働対価を見直してみられることをおススメします。
ボランティア精神はおおいに結構ですけれど、
そのボランティアが、生徒のためなのか、研究会の為なのか、
ということは熟考してみる価値があると思います。
私は
子育てに手助けが欲しい人たちに、金額に見合う、あるいはそれ以上の
サポートをすることはまったく苦になりませんが、
他人の懐を潤す為にあくせくするのはお断り、と
フランチャイズは降りました。