公文で九年

公文式教室を9年間経営していた学習塾経営者です。
公文教室とはどういうものか私の視点で公開したくなりました。

よそのブログ

2015-07-11 | 雑記
先日のコメントに「公文と言論の自由」というブログをご存じですか、というのがありました。好奇心は強いほうなのでのぞいてみました。

どうやらくもんのインストラクターをやめた方のブログのようですが、
よほどムカつくことがあったのでしょう、弁護士を立ててのバトルも辞さない、
という感じの記事で
くもんの指導者には絶対なってはいけません、というようなことが強調されていました。

確かにねぇ、局員の質が低い目なのは私も実感したことが多々あるし
九年のうちに「使えるレベル」のに会ったのは一人だけでしたから・・・・・・
その彼はその後どこだかの局長になったとか。
さぞや苦労をしている事であろうと思っています。

教育者であろうとするのは現場の指導者だけで
事務局側は鵜飼の鵜匠たらんとしているのは事実でしょう。

多分、研究会は大きくなりすぎたのですよ。
養っていかなければならない役員や事務局員が増えすぎて
旧態のままではどうにもならないところへ来ているのに
指導者と事務局とが共存共栄できる方向へ舵を切ることができないのでしょう。

せっかく長年培ってきた公文式指導という宝物があるのに
残念なことです。

いっそフランチャイズシステムはあきらめて
教材販売会社になってくれればいいんですけどね。
テキストだけなら私も買いたい (^.^)

さもなければ、事務関係はオンラインで本社一社で処理して
各種事務データなど、いまどき全自動で処理できます。
物品の配送関係もクロネコに一任して全国の事務局は廃止にする。
研修だのなんだのもオンライン配信、(あちこちの塾の授業みたいに)
インストラクター募集には専用のキャラバン隊で全国を回る。
で、そのキャラバンは「来て見て遊ぼう」のセッティングも兼ねる。
ちょっと考えただけでも事務局縮小化のアイデアは次々と出てきます。

そうして、とことん削って、その分でロイヤルティを下げる。
ちゃんと労働対価が得られるのであれば
優秀な人材が指導者になりたがることでしょう。
結果、公文式教育の成果も上がることになり、入会者も増える。
少子化が進む現代だからこそ、薄利多売で全児童の半数はくもんの生徒というぐらいに
がんばってもらいたいものです。うちの教室の周りではなく、ね (^.^)

そうそう、追記。
上記のブログの方はブログ閉鎖を事務局に迫られたようなことを
書いておられましたが
私はこのブログを立ち上げてから一度も、そのようなことを言われたことはありません・・・・・・
現役指導者から「大きなお世話でしょう」なんていう投稿もありましたが
この何年かでほんの2~3回です。
独立のノウハウのお問い合わせの方が圧倒的に多いのです。
ブログの視点の違いかな、とは思うのですが。








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