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今朝目が覚めて幸せ。そんな日々の幸せを綴ったブログです。

子どもの心

2018-03-09 23:52:06 | 日記
この間の出来事です。

長いです。

保育園のお昼寝のときにこんなことがありました。



絵が稚拙なのですが…

これは、昼寝をするときの図です。


こんな風に布団を並べてねます。

この時
Aちゃん、Bちゃんが
「トントンして」と言いました。
そこで2人の頭のところに行ってとんとんしようとしたら、
Cちゃんが、「私の方が先に言った!」と言い出しました。
Cちゃんは言い出したら聞かない子なのです。そして大きな声で泣くし、
でも寝つきは良いので先にCちゃんをトントンしてあげようかなと思いましたが

でも、そしたら先に言ってたA君B君が納得しないでしょう。

なので
Cちゃんに一生懸命言い聞かせました。
でもCちゃんは小さい声で駄々をこねています。
あんまり長くグズついているとリーダーの先生に、怒られてしまうので(Cちゃんが)なので気が気ではありません。

すると、B君(真ん中に寝ている)が右手でトントンとCちゃんを寝かしつけ始めたのです。自分は私にトントンされているのに、
きっと、かわいそうだと思ったのでしょう。
そこで私もそっとB君からCちゃんへトントンを乗り換えました。
B君は自分が隣のCちゃんをトントンしているので私がやめたことに気がつかないのか、何も言いませんでした。
しばらくして、B君はチラッと私を見上げました。
「あれ?ぼくにトントンは?」と思ったのでしょうか、
でも、空気を読んで何も言いませんでした。
B君ありがとう!Cちゃんが寝たらすぐにトントンしてあげるからね!

と思いながら、Cちゃんをトントンし続けました。
すると、Cちゃんのグズった声がだんだん小さくなり、聞こえなくなりました。
よかった!あとは早く眠ってくれ〜

と思いながらトントンしていました。

すると、

Cちゃんが私の手をとって

隣のbちゃんの肩にその手を置いたのです。

もう大丈夫だからBちゃんをトントンしていいよ
という意味なのでしょう。

私は感激してしまいました。

そして、小さい声で

「Cちゃんありがとう。優しいねー」

と言いました。


するとCちゃんは

「明日は私をトントンしてね」

と言いました。


よかった〜〜


最初にCちゃんが騒ぎ出した時
強く怒ったら大泣きになって
怒られて嫌な気持ちで眠りについたことでしょう。

でも、ちょっとこちらが折れて優先してあげたことでCちゃんは落ち着きを取り戻しました。

そして

最後は思いやりのある行動にでることができた。

まあこれもB君の優しさがあってこそのことだったのですが。

この出来事で

優しさは優しさを生む、ということを実感できました。

自己中なCちゃんが思いやりの行動を自発的に示すことができた。

とても小さなことですが、とても深く、いい出来事でした。