はじめのい~っぽ 60'S

今日生きてるのは奇跡!
鬼籍入りまでの軌跡!

わ~ わ~ わぁ~~ 木が近づいてくる~ やっちまいました😨 😱 😵

2023年06月27日 | パラグライダーにまつわる
 久しぶりに「スタチン」してしまいました。
パラグライダーの練習のときです。

2016.6.19

(赤羽根でのツリーラン 低空飛行で突っ込んでしまいました)
 
この時は美奈子さんと三品さんに救助してもらったな~

****(2023.6.25)
衣笠のテイクオフ。日曜日は風がほとんど吹いていませんでした。
三度目の立ち上げで、
ふわ~りあがった・少し走った・あれ? 違和感が!!
このまま行ったらまずい
☞とっさにブレーク引くことができず、テイクオフのはしっこからキャノピーに吊り下げられ状態で、木の繁みに突っ込んでいました。
防護用のネットをほんの僅か通り越していました。

ああ!なんてこと!!!
くっそ~😨 (ほぞを噛むとは こういう気分)・くやしい~~~😡 
何でこんなことやっちまったんだ~ 一瞬がかけめぐる

足は、急斜面の地についていた。
つま先立ちして、体とハーネスをはずし救助を待ちました。

すぐに阿部ちゃんに無線で報告
ケガをしていないこと。たすけてほしいこと

テイクオフで練習生を見守っていたS吾さんとMkiちゃんが駆け付けてくれ、テイクオフへ戻る急斜面を登るのを助けて保護してくれた。
喉がカラカラだった。汗がとまらない。急斜面の急階段は一人では歩けなかった。水は今まさにハーネスの中だった。

自分がおこしたことだから、真っ先にキャノピーの確保に行かなきゃならないのに、ラクチンな場所から自分ひとりの身を守るだけで精いっぱいだった。

細い木の枝をしならせて阿部ちゃんがキャノピーやラインを外していく。
足場の悪い急斜面で、S吾さん、Mちゃん、TOIちゃん、ひろSさんがキャノピーを取り込み、デカバッグにいれたり、梯子やもろもろの道具を準備してくれている。最後はそれをロープで引っ張ることとなった。

私はただそれを見ているだけだった。


皆さんのご協力でキャノピーが無傷で上がってきました。一人一人にお礼を言いました(それしかできなかった)
一番疲れているはずの阿部ちゃんは、すぐにラインの点検。休む暇もとりません。頭さがります。

本当は、トラウマを払しょくするためにも、すぐにこの状態から飛んで行った方が精神衛生的には良かったのかもしれないけれど、私はMちゃんの車に乗り駐車場に降りました。

今回のスタチンは次につながる経験として受け止める。成長する前のいくつかのアクシデントの1つとして。
半そでは破れたけど、私を傷から守ってくれたし、打ち身もケガがなくて、この日のあとのフライトに繋げてくれたんだと。
それに、しなやかで柔らかい若い木にも助けられた。
*****
テイクオフからスタチンまでの動きを、S吾さんが動画撮ってくれていました。コマ送りで動きを見せてもらい、この時は「行こうとしてる」「この時は とりやめようとしている」「どうすれば良かったか」を阿部ちゃんと話した。

「違和感」感じたらブレークを引いて止まる・止める☜これが基本だ
それすら答えられなかった。考えが及ばなかったけど、体は感じていたんだ。

その瞬間の気持ちを伝えられないけれど、自動車事故を起こした直後の運転手の気持ちと同じような気がした。
*****

午後からは「高塚」に移動。
そよ風吹いてるけど飛ぶには風よわくて。
ぶっ飛びに終わったけれどテイクオフが出来たので、その日の気分が落ち着きました。


最近のMちゃん 素敵に美しい動きで、見習おうと思いました。
(画像が見つかりませんでした)

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
アクシデント (イケリン)
2023-06-27 09:07:03
洋Kさん
時にはこのようなアクシデントに見舞われることが
あって当たり前なのかもしれませんが、
えらいところに引っかかったものですね。
キャノピーの取り込みも危険と隣り合わせ・・・。
こういう時の仲間はありがたいですね。淡々と作業を続けられる姿に
同志の絆の深さを感じました。
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Unknown (azumino)
2023-06-27 09:26:17
こんにちは

アクシデントでしたが、お怪我がなくてよかったですね。

安曇野市では、長峰山というところから、ハンググライダーで飛び立つ方もいて、まっている姿をたまに目にします。気持ちよさそうですが、操縦は難しいのではないかと想像しています。
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Unknown (マダム・グラハン・洋K)
2023-06-27 09:35:46
いけりんさん まいどご心配おかけします。
体も心もいたって元気でおります。
行ってしまえば「命がけ」なのに、当人はケロッとしていることが多いです。(私だけじゃなくて)
が、それを受け入れるスクール側。特に訓練生担当のイントラはたまったもんじゃないと思います。

こら~~ なにやってんだ~と
口には出さないものの、ドシャン・ドシャンとよく落ちますから。それを回収するのは、イントラのあべちゃんなので。

これいい出すときりがありません。今の私としては助かったことに感謝して、クヨクヨせず練習をすることかなと考えています。

親子ほど年の離れた若者に助けられる。ありがたいことです。
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Unknown (マダム・グラハン・洋K)
2023-06-27 09:41:44
あずみのさん コメントありがとうございます。
パラが上手か下手かは、飛ぶ時間の長さと正比例するとかです。

だからぶっ飛びと言って、飛んだらすぐ降りるのは、その過程にいるという訳です。

上手になるには、練習しかないと思っています。もちろんよく考える力がないと行けませんが、その点私は欠けています(少ないと言った方が正しいかな)

まず、練習
包丁の使い方に似てるかな?
操縦はイメージを描いているかどうかでしょうか?
今ん所、それくらいしかわかっていません。
これからもパラ日誌書きます。
ちょっと進んだかなと思えるといいな~
どうぞよろしくお願いします
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