いつもどおりに買い物をしてハーバーへ
今日はSさんと一緒
桟橋は先週よりさらに船と一体化している
ハルのカーブの形状に合わせて桟橋が寄り添っている
この仕様のため、フェンダーが全面必要になる
(ハルの出っ張っているところだけでは役に立たない)
必然的に前後の細い(船体が)部分には大きな防舷材を入れておく必要がある
(身動きできなくなるので)
予報に反して上空には雲、時々薄い部分から薄日がさす
吹き上がる前にさっさと出すことにする
始業点検(?)を済ませ燃料を予備タンクから満タンにする
個人の艤装(?)も済ませ出港
ハーバーを出て上屋の前で何かいつもと音が違う
乾いた音なのだが冷却水の「ボコッ」が無い
排気管を見ると白い湯気? 煙が
出力には変化がないが・・・・
気のなるので引き返す、冷却しは少ない気がするが出ていることは出ている
バースに戻すと、あれっ? 水か出ている
手で触ると生ぬるい程度(30度ほど)
サーモは前回変えているのでやはりウォータージャケットが詰まり、バイパスしているようだ
サーモをつけてるのでバイパス側へ行く量が減り排水が少ないのでは・・・
しかしエンジンはそれほど熱くない
水も出ているので取り敢えず出すことに・・・
白い煙はオイルのようですが海面に油膜もないしオイルの減りもない
(勿論オイルに水は混ざっていない)
すると湯気? 寒いので水蒸気が見える?
と、いろいろ原因を考えるが
エンジンは回るので二度目の出港(メインエンジン=セールは元気なので)
ハーバー出口の曲がり角からタグの頭が・・・・
このスピードなら艀を曳いていると判断し、その場回頭でやり過ごす
予想通りに2隻の艀を曳いていた
小さな船から大きな船まで・・・
北からの小さなうねりが入っている、風は10ktほど
すぐにセールアップしジブも展開
風が少し上がった15kts~18kts
パシフィックビーナスが入港コース
ヒールも強くなるが沖出しでアビーム、海面を見るとうさぎが飛んでいる
ナブラが現れ海鳥が集まりだした
速度は6ktをキープし東へ向かう
停泊中の本船の(アビームなので先週と違い)上を交わす
すると南からコンテナ船が北上その前でジャイブし交わした本船の下へ進める
ブランケをやり過ごしまたもやアビームに・・・
風は更に上がり20ktを超えている全面うさぎが飛んだり跳ねたり踊り出した
と、アビームを楽しむ
速度は7ktを超えだした(船は重い25ftですよ)
風はますます上がり30ktを超えていると思われる
トラベラーを落とし、バックステーを引く
リーフのタイムングだが久々の快走なのでそのまま楽しむことに
本牧沖の浮標をマークに見立てて回航
ジャイブをするがジブがフォアーステーの前に出てしまい引っかかる
30秒ほどのマイナスで回航、再びアビームで東に向ける
ここでSさんへ舵を預けて一休み
南の方は穏やかそう、晴れ間も出ている
北の空は真っ暗、雨が降っていそうな空、海面も荒れている
これからさらに上がることを意味している
西は晴れている、遠く丹沢の山の手前、低いところに白い雲が横たわっている
当て舵が大きくなり速度が落ちて来たところでジブを少し小さくすると
速度はまた元の7ktを維持する
先ほど交わした錨泊中の本船の手前でタックし本牧目指しバウを帰港方向とする
さすがに上りはきつく風は 35ktsほど時々40ktsのブローが入り一気にバウが風上に切り上がる
ドジャーのスクリーンは豪雨のような水滴、時々ドジャーの上を超えてスプレーが来る
真冬ではないので寒くはないが濡れたグローブは冷たい
今日は、なかなか履く機会が無いブーツを履いているので足元は問題なし(^^♪
コースがまのぼりになるのでジブを巻く(早まった~)
エンジンを回して2.5ktほどで船を進める(通常なら5ktは出ているスロットル開度)
真向かいの風(後で思えば真向かいにする必要は無かったのだがあまりの海況の変化でコース優先としてしまったのだと思う)
私はドジャーの影でのんびり写真を取りながらうさぎのダンスを眺めていました
メインも下ろすことに
揺れるデッキをマストまで行きセールは問題なく下ろせたが
下ろしたセールが風をはらんでしまう(スタックバックが閉まらない)
船の向きを変えれば良いだけだが、面倒なのでショックコードで止めておく^^;
後はひたすら機走で戻るだけだが
波に叩かれ、ベアマストでもヒールはするし、スプレーは浴びる
私はドジャーの影でビールに手を出そうとしたが置く所が無いので断念(^^ゞ
(ビールはドックハウス(ドジャーの中)においてましたので・・・・)
よく見かける幽霊クレーン船、タグを追いかけぶら下げているものを落とすらしい
岸に近づくと風が落ちてきたよう・・・・うさぎの数も減り ダンスパーティーはお開き?
所が港内に入ると(西が開けている)
とたんに向かい風、風がが回った(予報では西から北だったのに)
スプレーを浴びたドジャーは目が見にくいので影から顔を出して前を確認していると当然スプレーを浴びることに
ここでヘルムス交代を
前が見えないが遠くの建物にロックオンし方向を維持
時々前を見て他船を確認
左折後は、追手になり問題なし
バースはバウを落とされ手前で着艇、フェンダーにあたりながら船を定位置まで進める
もやいを固め、解装を済ませランチタイムに
今日はカップラーメン・うどん
お湯を沸かし、揚げ餃子を焼く(?)、ついでにコロッケも焼く
ビールを飲んでうどんを食べる
コロッケうどん、餃子も入れる
なかなかイケる・・・と
日本酒を飲みだす
ついでに古酒、泡盛も開ける
お湯割り・・・・・冷えたキャビンにストーブを入れる
外に出ると Fさんが帰るところ
挨拶をしてお話をしてお疲れ様でした・・・
その後も飲み続けて20時ごろ船を後にしました
・・・と、言うことは5時間ほど飲んでたことに・・・(。・´_`・。)
今日の風、天気図
低気圧と高気圧の間の前線(天気図にはない)が通過したと考えられますね
結局 機走で1時間ほどのエンジン使用でも問題はありませんでした
この日の航跡 アビームで遊んで逃げ帰ったのがよく解りますね(^^ゞ