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おむつ屋さん

2012年03月08日 | 日記
さて、一昨晩の夜勤の際、私は何人のオムツ交換をしたでしょうか?


「おむつ屋さんですか?」

そう尋ねる方がいらっしゃいます。

「はい、おむつ屋さんです」

少々自嘲気味に答えます。

というわけで、この頃は先に言うようにしています。

「○○さん、おむつ屋ですよ」

なんて。


そう、我々はおむつ屋です。

それなりのプライドを持ったおむつ屋です。

<しもの世話が大変だろうな>

そう思ったことありませんか?

実は、しもの世話は、それほど大変ではありません。

むしろ、楽な仕事だというのが本音です。

むろん、時と場合によってですが・・・

我々おむつ屋は、うんちがたくさん出ていると、嬉しい。

むろん、時と場合によってですが・・・、嘘じゃありません。

本当です。


例えば、お医者さんや、看護婦さんや、ホームヘルパーさんだったら、その仕事がすぐにわかると思います。

でも、ケアワーカーって、何なのでしょう。

お風呂やさんになったり、お食事やさんになったり・・・

そして、時には、AKB48にもなります(笑)


↑「no smile no life」

七変化、それがケアワーカーなのかな。


むろん、<ごめりさん>として、認知されたい。

目指すべき姿だって、○○屋さん、というようなものでないはずです。

けれども、認知症を患っている方もいるし、また、我々に何を求めるのかも、人によって異なりますしね。


25人。

多いですか?

少ないですか?

私にはわかりません。

夜間帯は、少なくともひとりにつき2回はオムツ交換をします。

むろん仕事はそれだけではなく、様々な要望や雑用?があります。

少なくとも私には、ゆっくり休んでいられるような暇も心の余裕もありません。


「ありがとう。しもの世話をさせちゃって・・・」

私のことを、おむつ屋さんと呼ぶその方は、そう声をかけて下さいます。

疲れている時や、自己嫌悪に陥っている時に、そういう優しい言葉を聞くと、涙が出そうになります。

というか、出ます。

おむつ屋さんの涙。


この記事は、次の「安全運転で走ろう!」という記事の、長い長い言い訳です。

では、また。

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