ごめり語。

ごめり・りんご・「   」

それぞれのデビュー戦

2008年03月08日 | 競馬・乗馬・馬
3月1日(土)は、元高知競馬所属の鷹野宏史騎手が中央競馬でデビューをした日でした。つまり、ごめりの高知競馬デビューと入れ替わりだったわけです。鷹野騎手は43歳で、地方競馬で2190勝もしているベテランジョッキーです。高知では、この新たなチャレンジが地元新聞の記事になっていたりしていて、ちょっとした話題になっていました。

「草競馬放浪紀」の中で山口瞳が、鷹野騎手のことを書いています。<若手では鷹野宏史がすばらしい>。ちなみに、山口瞳が高知競馬に行ったのは1982年10月、約25年前の話です。<いかにも当たりがやわらかそうで、ペース判断もいい。レース後に、四月に教習所をトップで卒業した十七歳の少年であると聞いた。この少年は、将来必ずリーディング・ジョッキーを争うことになるだろう>。いかに山口瞳に先見の明があったとしても、この少年が中央競馬騎手になるなんて、思いもしなかったことでしょう。

現在の高知競馬って、新馬戦がありません。つまり、基本的に高知競馬でデビューする馬はいません。悪くいえば、すべて中古の馬ということ。そのかわり、高知競馬では古馬を大事にしています。ヒカルサザンクロス15歳、シャーペンアイル14歳、ホエールシャドウ14歳、アマゴトウザイ13歳、ウォーターダグ13歳、ハイフレンドピュア13歳、 ミエドルマン13歳・・・。オイラ、名勝負数え歌も悪くないと思う、とういうか、好き。写真はハイフレンドピュアです。森井美香騎手を鞍上に、元気いっぱいに逃げて3着でした。立派でした。

現実から目をそむけて、夢物語を記してみよう。もしごめりが馬主になったらという話です。愛馬の競走馬からの引退後は、やっぱり乗馬のパートナーになってもらいたいと思う。つまり自馬を持つとということ。乗馬デビューだなんて、「キレイゴト」なんだろうけれど、やっぱりとことん付き合いたいじゃないですか。でも、これはあくまで夢物語です。競馬は残酷な競技ですね。ある意味、釣りと似ているかもしれません。でもそれを言うなら、競馬や釣りだけでなく、人生そのものが残酷ってことなんだと思うな。

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