ごめり語。

ごめり・りんご・「   」

やさしい唄聞かせてよ

2011年03月27日 | 日記
震災直後は、それこそ「イラ菅」モードが炸裂していたようです。
「ぼくはすごく原子力に詳しいんだ」(日刊ゲンダイ)
「撤退などありえない。覚悟を決めてください」(週刊ポスト)
「撤退した時には、東電は100%潰れます」(週刊ポスト)
確かに、東京工業大学理学部応用物理学科を卒業されている方です。詳しいのでしょう。
でも、にわか専門家ほど、うるさいだけで、役立たずですよね(それはまるでごめりのように)。
いずれにせよ、
「最近は何をどうしたらいいのか分からない『自信喪失状態』」(サンデー毎日)
らしく、もう恫喝するほどの元気は残っていないようです。

今、必要なのは、「理解、激励、慰労」だと、田中秀征さんが書いていますが、それは、菅総理だけにではでなく、われわれに向けたメッセージであるのかもしれません。菅総理に対しての、「理解、激励、慰労」。

こういう時だからこそ、平時に増して、その人の本質が表れるような気がします。むろん私自身も例外ではありません。そしてまた、こういう時だからこそ、誰も彼もの言葉が、胸にささってきます。今すべきこと。自分にできること。これから先にすべきこと。これから先に起きることは天災ではありません。人災です。長期戦になります。

ああ、こんな時、吉村昭さんがいて下さったら、なんと発言していたことでしょう。吉村さんには、「海の壁(三陸海岸大津波)」という作品があったのですね。知りませんでした。


♪ 丘に登って
  見渡していると
  ざわめいた街並み
  まるで嘘のようさ
  きっとみんな 自分だけの場所を
  守ることに 夢中なんだろう ♪

「風が強い日」(words by Joy-Pops)

感違いして欲しくないのですが、少なくともこの歌の主人公は、「自分だけの場所守ることに夢中」なのではありません。
すべてがまぼろしだなんて つぶやいてみただけ>なのです。

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