第43回 農林水産大臣賞典 ばんえい記念

ドバイワールドカップで、日本の馬がはじめて勝ちました！ドバイワールドカップといえば、世界最高額の賞金をかけて争うレースであり、世界最高峰のレースのひとつです。ヴィクトワールピサ、おめでとう！2着も日本の馬でした。トランセンド。凄い凄い。こんな時だからこそ、余計に嬉しいですね。ニッポンバンザイ！

さて、今日は「ばんえい記念」の日です。現在ばんえい競馬には七つのG1レースがありますが、そんな中でも「ばんえい記念」は別格です。最高峰の賞金。そして、1トンの負担重量（牝馬は980キロ）。ばんえい競馬で唯一のGIレースって言っても、過言ではないと思います。それこそドバイワールドカップのように。

主走表を見ると、去年の勝ち馬ニシキダイジンも出ているし、その前に3連覇を果たしたトモエパワーも名を連ねています。現在、ばんえいでは、ニシキダイジン、カネサブラック、ナリタボブサップ、フクイズミの4頭が、「4強」と言われているようですが、その全馬が出走しています。楽しみです。

私はカネサブラックを応援しています。去年一昨年と連続2着でしたが、今度こそ、と思っています。思えば、2006年の12月、帯広競馬場に行って、バックヤードツアーに参加した時、案内をして下さった方が、カネサブラックのことを、こう言っていました。「ブラックは、これからばんえいを背負って立つ馬だ」と。関係者の方がそんなこと言っていいのかな、と、びっくりした記憶があります。よほど期待の一頭だったのでしょう。当時、ファンからしてみれば、カネサブラックはまだ期待のホープの1頭にすぎなかったと思います。スーパーペガサスがいっせんを退いた後、その後継者争いは混とんとしていましたので。

その後のカネサブラックの活躍は言うまでもありません。ばんえい最強馬であることは、誰しもが認めていると思います。でも、やっぱり「ばんえい記念」を勝ってこそ、ですよね。カネサブラックは、どうも重い負担重量のレースを苦手にしているようですが、このレースを勝ってようやく、真の最強馬になるのだと思います。

有り金勝負しちゃいました。オッズパークの残金ゼロです。そうそう、早く南関東競馬が復活しますように。私の生きがいなので・・・。