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ノロ感染の報道に接して思うこと

2013年01月02日 | 日記
久しぶりに「生きる意味を教えてください」を読んでいて、こんな発言が目にとまりました。

だからね、特養に入れてしまうと、あそこは怪我をさせない介護をやるんです。すごく安全性ばかりを重視して、そのせいでますます動けない老人を作っている感じがある。

田口ランディさんは、いつだって、道標です。ほんと、そう思います。新刊の「アルカナシカ」だって、きっと、10年後くらいに、ああ、そうなのかって、わかるような気がしています。

私たち、凄く凄く、安全には気を使っています。

というか、少なくとも安全にだけは、気を使っています。

ですから、ノロの感染対策も、同様です。

それで、ノロ感染の記事、報道についてですが、そもそも、ノロウイルスそのものが原因でお亡くなりになる、というわけではないですよね。

つまり、例えば、おう吐物が喉につまる、とか、脱水がひどくて、とか、直接的な原因は、むしろ、そういうことにあるわけですよね。

そして、免疫力や抵抗力の弱い方たちだからこそ、そういう悪循環が生まれてしまうわけですよね。

私はここで、いいとか、悪いとか、そういう話をしたいのではありません。

そうではなくて、きっと、今の小学校なんかは、もっと大変なんだろうなって、そう想像するわけです。

そして、安全性ばかりを重視することの弊害を生み出しているのは、誰なのかな、なんて。

やっぱり、私であって、あなたであって、つまり、私たちなのかな、なんて・・・。
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