ごめり語。

ごめり・りんご・「   」

モーガン・スパーロックの30デイズ

2010年10月20日 | 映画
「モーガン・スパーロックの30デイズ」

「スーパーサイズ・ミー」のモーガン・スパーロックによるテレビ番組(のDVD)です。

私が観たのは、イスラム教の家族と一緒に30日間生活する編と、ゲイと一緒に(ゲイの本場、サンフランシスコのカストロ通りで)30日間一緒に性活、じゃない、生活する編。

キリスト教徒vsイスラム教徒。

今、アメリカにおいて、大方の人が、イスラム教徒といえば、テロリストを連想する。

キリスト教徒(同性愛に反対の根拠を聖書にもとめている)vs同性愛者。

共和党vs民主党の図式にも通じる。

被験者(モーガン・スパーロックではない)がどう変化したのか、それはこのDVDを観てのお楽しみ。

いずれにせよ。

こういう異文化コミュニケーションは貴重だ。

例えば、自分自身のとこでいうと、昔は宗教が嫌いだった。

同性愛も、なんだか汚らわしいような気がしていました。

けれども今は、かなり気持ちが変化しています(この作品観たからではないけれど)。

価値観は人それぞれなんだな、と。

正しいことなんてない、ということを正しいと思っている。

正しいことなんてないからこそ、死刑という制度に反対の立場をとり、こだわっている。

むろん、死刑という制度の先に、戦争があります。

極端な話、人の嫌がることはしたくない。

争わずに生きることは難しいからこそ、です。

「問題」というのは、「隣」にあるのか、「程度」にあるのか。

昭和村のほうれん草を一緒に収穫していた中国人の若者たちは、今、「日本」という国をどう思っているだろう。

デモをするものいいだろう。

でも、その前に私なら、(その象徴として)ユニクロは買わないようにする。

何も言わずに、ですよ。

でも、実際私はデモはしないし、ユニクロは大好きです。

あくまで、例えばの話です。

書を捨てよ、町へ出よう。

新聞を、テレビを、パソコンを捨てよ、30日間の旅に出よう。

コメント    この記事についてブログを書く
« 詩のボクシング | トップ | アジ釣り »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事