昨日、「最強のふたり」と「任侠ヘルパー」を観ました。20日って、シネコンのサービスデーですよね。せっかくの休みだし、自転車飛ばして行ってきました。2作とも、介護がテーマの映画、そう言えなくもありません。だから、やっぱり観たかったし、やっぱり勉強になりました。良かったです。昔、「空也上人がいた」のことを書きましたが、フランスって、社会が成熟しているからなのかなぁ、山田太一さんが表現したかった世界が、ここでは形になっているように感じました。それと、介護の世界には、「技術」か「心」か、みたいな、そういうテーマがありますが、この作品にはその答えもあるように思いました。「任侠ヘルパー」も、緻密に構成されていて、単純な正義や悪者は描かれていません。介護の世界って、というか、世界そのものに、正解なんてないだろう、というのが、私の立場です。「正しいことはある」という立場と、「正しいことなんかない」という立場は、言っていることこそ正反対ですが、その実、同じことなのだと私は思います。暴力はいけません。少なくとも私は嫌いです。でも、例えばSMの世界って、究極の愛なわけでしょ。う~ん。例えば、汚いよりはキレイな方がいいかな、なんて思います。現場でね。それは心がけています。でも、それを嫌がる方もいらっしゃいます。だからといって、そのままご本人の意思に従っていると、さらに汚くなっていきます。どうしたもんかな、いつも思っています。何事も「程」なのでしょうか。映画と関係ないじゃないかって?関係あるつもりなんですけどね。私は、便座に座っている時間がとても長いです。そうそう、昔、3分以上座っていると、痔に悪いって、何かに書いてあったので、トイレに砂時計を置いておいたことがあります。でも、無駄でした。結局、生理現象をコントロールするなんて、無理なのです。というわけで、出来ればゆっくり座って頂きたい、心情的にはそうなのですが、そうもいかないケースがあります。どうしても急がざるを得ないケースがあります。申し訳ない!いつもそう思っていますが、結局急かしてしまいます。私はそういう男なのです・・・。そういえば、以前、かつての同僚から、突然電話がかかってきたことがあります。「ごめちゃん、今、何してんの」「老人ホームで働いてますよ」「そうか、任侠ヘルパーみたいなもんか」いやいや、私はまぬけヘルパーです。愉快なまぬけさん。♪みんなが笑ってる~お日様も笑ってる~ル~ルルルル~今日もいい天気~♪草なぎ剛、一世一代の名演技。是非!
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