「全部私が悪い!」私の母の口癖です。責任を放棄したくなった時や、責められて辛くなった時に言います。ズルイ逃げ口上です。反省などしていません。その場から逃げ出したいだけなのです。なので、同じ過ちを何度でも繰り返します。ちなみに私も母のマネをして、同様の手口を使います。否、真似ではなく、遺伝なのです、なんて、親子揃って責任転換をしているわけです。
もちろん君はもう気づいているでしょう。教育委員会?のあの大人たちは、揃いも揃って、自分が悪かったなんて、本気では思っていない、謝っているのはポーズだけだ、ということを。内心では、畜生、アイツのせいでこんな目に合ったんだ、って思っていることを。でも、記憶して欲しい。例えば、石田禮助という人がいました。国鉄(JRの前身)の総裁だった方です。彼は、国鉄で死亡事故が起きた時に、自分で起こしたかの如く、本気で謝った。本気で謝るというのは、こういうことだ、ということを、示してくれた。見習うべき人もいるということ。そして石田さんは、本気で事故対策に取り組んだ。二度と同じような事故は起こすまいと、全力で取り組んだ。もちろん君はもう気づいているだろう。テレビや新聞のの報道が、多面的な事実とは隔たっていることを。偏っていることを。事実は伝えている。間違ってもいない。でも・・・、と思うだろう。感じているだろう。同様に、少なくとも橋下市長も、間違ったことは言っていない。というのも、彼は弁護士でもあるわけだし、賢い政治家でもあるわけだから、こういう局面においてヘマをしでかすようなことはしない。まず言わない。まぁたまに、彼の失言に対して、鬼の首をとったような報道もあるかもしれないけれど、さすがに手堅く切りかえしてくる、そういうイメージが私にはあります。ちなみに、彼の党を支持しているわけではないんだけれども、ね。これもまた、記憶して欲しい。このような時に生れたルポルタージュ、ノンフィクションと呼ばれるジャンルに、優れた作品がたくさんある、生み出されている、ということを。本を読む意義のひとつだ、ということ。体罰をしたというその教員に対するいじめをどう考えるのか。想像して欲しい。例えば、彼の家族はどんな状況に置かれているだろう。可愛そう、ということではないですよ。そうではなく、罪は許されるのか、罰は受けたのか、そういうようなごく基本的なことをです。人によって、また、立場によって、いろいろな意見があるでしょう。そして、いろいろな意見があることが大切なのだということ。だから、個人個人が自ら考える必要がある。教師の同僚だって、事実を知っていた、見てみぬふりをしていた。同罪なのでしょうか。クラスメイトはや部活仲間はどうなのでしょう。きっと、同級生のご両親、ご家族の方たちで、その事実を知っていた方も、たくさんいらっしゃったことと思います。ズルイ、というのが現実ですが、私やあなたがズルイから成り立ちます。むろん、石田禮助のような方もいらっしゃいますが、滅多には出会いません。出会えません。その高校のその部は、とても優れた成績を収めていたわけで、今までは、称賛され、お手本され、持ちあげられていたわけしょう。こういう事態に陥ってから、手のひら返しする、それって、ズルイ人たちのすることですよね。褒めたり、貶したり、それは自分の責任で行うのが基本でしょう。つまり、しっかりとした自分なりの意見を持ち、判断をしなくてはならない。人は誰もが間違えます。だからこそ、その誤りの痛みは自分自身に伴う。私は、その高校のその顧問の方のことを知らないので何とも言えません。いずれにせよ、この時代に教師ってのは、なんとも大変な仕事だと思うし、そういう意味で基本的に敬っています。今回のは、体罰という明らかなルール違反をしたことが過ちなわけですよね。ちなみに、例えば内柴某のような、ああいう輩とは、比較にならない。あんな卑怯な指導者、犯罪者は、地獄に落ちればいい。というか、地獄に堕ちろ。わかるよね。反省していないもの。責任転嫁しているもの。私もオリンピックでは彼を応援しました。辛いなぁ。あんな野郎を応援していたんだもの。
お亡くなりになった彼の力になれなかったことが、悔しい、悲しい。目の前の彼、隣の彼、仲間の彼、同僚の彼、同郷の彼、何かの縁で出会った彼、彼女を少しは、少しでも大切にしたい。そして、出来る唯一のことは、冥福を祈って、二度と同じ過ちを繰り返さないこと、これに尽きる。なんて、私がそんな偉そうなことを言うのはおこがましい。だって、やっていることと、言っていることが違うんだもの。疲れるよ、まったく!
1月12日追記
「体罰やめる、約束の3日後にまた…高2自殺」
ネット上の記事は、時間が経つと削除されてしまうことが多いので、掟破りではありますが、記事全文をコピペして、掲載しておきます。
<大阪市立桜宮 (さくらのみや) 高校(大阪市都島区)の2年男子生徒(17)が、所属するバスケットボール部顧問の男性教諭(47)から体罰を受けた翌日に自殺した問題で、顧問が昨年12月19日、体罰の中止を生徒の母親に約束していたことがわかった。しかし、顧問は同22日にも体罰を加え、翌日に生徒は自殺した。市教委によると、生徒は昨年12月18日の練習試合で頬をたたかれるなどの体罰を受けた。「たたかれるのがつらい」と相談された母親は翌19日夜、顧問と電話で話し合った。顧問は「厳しい指導のやり方は変えます。今後はちゃんとかみ砕いて話をします」と伝えた。20日の練習試合後、生徒は「今日は体罰はなかった」と母親に報告していた。>
お母さんの無念、いかばかりでしょう。その心中は、とてもとても、想像すらできません。これで、私的には、加害者への同情の余地は、なし、になりました。ちなみに、この自分の記事の投稿日時を変えてしまったのは、意図的なものではなく、単なるミスです。It's my fault!でも、いつ掲載したもなのか、もうわからない。困ったので、とりあえず10日の0時にしておきました。
もちろん君はもう気づいているでしょう。教育委員会?のあの大人たちは、揃いも揃って、自分が悪かったなんて、本気では思っていない、謝っているのはポーズだけだ、ということを。内心では、畜生、アイツのせいでこんな目に合ったんだ、って思っていることを。でも、記憶して欲しい。例えば、石田禮助という人がいました。国鉄(JRの前身)の総裁だった方です。彼は、国鉄で死亡事故が起きた時に、自分で起こしたかの如く、本気で謝った。本気で謝るというのは、こういうことだ、ということを、示してくれた。見習うべき人もいるということ。そして石田さんは、本気で事故対策に取り組んだ。二度と同じような事故は起こすまいと、全力で取り組んだ。もちろん君はもう気づいているだろう。テレビや新聞のの報道が、多面的な事実とは隔たっていることを。偏っていることを。事実は伝えている。間違ってもいない。でも・・・、と思うだろう。感じているだろう。同様に、少なくとも橋下市長も、間違ったことは言っていない。というのも、彼は弁護士でもあるわけだし、賢い政治家でもあるわけだから、こういう局面においてヘマをしでかすようなことはしない。まず言わない。まぁたまに、彼の失言に対して、鬼の首をとったような報道もあるかもしれないけれど、さすがに手堅く切りかえしてくる、そういうイメージが私にはあります。ちなみに、彼の党を支持しているわけではないんだけれども、ね。これもまた、記憶して欲しい。このような時に生れたルポルタージュ、ノンフィクションと呼ばれるジャンルに、優れた作品がたくさんある、生み出されている、ということを。本を読む意義のひとつだ、ということ。体罰をしたというその教員に対するいじめをどう考えるのか。想像して欲しい。例えば、彼の家族はどんな状況に置かれているだろう。可愛そう、ということではないですよ。そうではなく、罪は許されるのか、罰は受けたのか、そういうようなごく基本的なことをです。人によって、また、立場によって、いろいろな意見があるでしょう。そして、いろいろな意見があることが大切なのだということ。だから、個人個人が自ら考える必要がある。教師の同僚だって、事実を知っていた、見てみぬふりをしていた。同罪なのでしょうか。クラスメイトはや部活仲間はどうなのでしょう。きっと、同級生のご両親、ご家族の方たちで、その事実を知っていた方も、たくさんいらっしゃったことと思います。ズルイ、というのが現実ですが、私やあなたがズルイから成り立ちます。むろん、石田禮助のような方もいらっしゃいますが、滅多には出会いません。出会えません。その高校のその部は、とても優れた成績を収めていたわけで、今までは、称賛され、お手本され、持ちあげられていたわけしょう。こういう事態に陥ってから、手のひら返しする、それって、ズルイ人たちのすることですよね。褒めたり、貶したり、それは自分の責任で行うのが基本でしょう。つまり、しっかりとした自分なりの意見を持ち、判断をしなくてはならない。人は誰もが間違えます。だからこそ、その誤りの痛みは自分自身に伴う。私は、その高校のその顧問の方のことを知らないので何とも言えません。いずれにせよ、この時代に教師ってのは、なんとも大変な仕事だと思うし、そういう意味で基本的に敬っています。今回のは、体罰という明らかなルール違反をしたことが過ちなわけですよね。ちなみに、例えば内柴某のような、ああいう輩とは、比較にならない。あんな卑怯な指導者、犯罪者は、地獄に落ちればいい。というか、地獄に堕ちろ。わかるよね。反省していないもの。責任転嫁しているもの。私もオリンピックでは彼を応援しました。辛いなぁ。あんな野郎を応援していたんだもの。
お亡くなりになった彼の力になれなかったことが、悔しい、悲しい。目の前の彼、隣の彼、仲間の彼、同僚の彼、同郷の彼、何かの縁で出会った彼、彼女を少しは、少しでも大切にしたい。そして、出来る唯一のことは、冥福を祈って、二度と同じ過ちを繰り返さないこと、これに尽きる。なんて、私がそんな偉そうなことを言うのはおこがましい。だって、やっていることと、言っていることが違うんだもの。疲れるよ、まったく!
1月12日追記
「体罰やめる、約束の3日後にまた…高2自殺」
ネット上の記事は、時間が経つと削除されてしまうことが多いので、掟破りではありますが、記事全文をコピペして、掲載しておきます。
<大阪市立桜宮 (さくらのみや) 高校(大阪市都島区)の2年男子生徒(17)が、所属するバスケットボール部顧問の男性教諭(47)から体罰を受けた翌日に自殺した問題で、顧問が昨年12月19日、体罰の中止を生徒の母親に約束していたことがわかった。しかし、顧問は同22日にも体罰を加え、翌日に生徒は自殺した。市教委によると、生徒は昨年12月18日の練習試合で頬をたたかれるなどの体罰を受けた。「たたかれるのがつらい」と相談された母親は翌19日夜、顧問と電話で話し合った。顧問は「厳しい指導のやり方は変えます。今後はちゃんとかみ砕いて話をします」と伝えた。20日の練習試合後、生徒は「今日は体罰はなかった」と母親に報告していた。>
お母さんの無念、いかばかりでしょう。その心中は、とてもとても、想像すらできません。これで、私的には、加害者への同情の余地は、なし、になりました。ちなみに、この自分の記事の投稿日時を変えてしまったのは、意図的なものではなく、単なるミスです。It's my fault!でも、いつ掲載したもなのか、もうわからない。困ったので、とりあえず10日の0時にしておきました。
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