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福津市のごみ収集はおかしくない?

公平な基準でリサイクル率を比較 (No.69)

 環境省公開の一般廃棄物処理実態調査のごみ処理の概要の区分にリサイクル率R´があります。R´は次の式で定義されています。

 中間処理後再生利用量から固体燃料、焼却灰、山元還元等を除くとの定義から、自治体の比較をできるだけ公平な基準ですることができるような意図がみてとれます。福津市の場合、木くずを中間処理後再生利用量に含ませることは、公平な基準からは逸脱すると考えます。福津市の中間処理後再生利用量から木くず量を除き、さらに山元還元量を除くと福津市のR´リサイクル率は18.5%となります。福岡都市圏の市町村とのR´リサイクル率の比較を次にいたします。

 一般廃棄物処理実態調査のうみがめ課報告では、R´は28.7%でした。福岡都市圏の市町村では、断トツ1位でしたが、公平な基準で比較すれば上記グラフのように後方へ順位は下がります。福岡都市圏内の市町村との比較は、公平な基準でおこなわければ、意味ありませんので、今後はR´でリサイクル率を視ていくことにします。福津市のR´リサイクル率の平成25年度~令和元年度の推移は下記の通りです。

 令和元年度のリサイクル率アップは溶融スラブの急増によるもので、まだ実態を反映しているか疑問です。
















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