前回の速報で令和元年度(平成31年度)福津市のごみ総排出量とごみ処理量は、私が試算結果と約300t差があることをお伝えしました。差異がある項目はごみ総排出量の計画処理量で、木くずの公設分別収集会場の分を考慮しても差は303tあり、ごみ処理量は直接資源化量で木くずの分を考慮しても差は309tあります。私の試算結果を古賀清掃工場提出の平成31年度ごみ搬入・処理実績とクロスチェックして数値が一致していることを確認しました。その他は廃食用油・古紙古布・木くず・最終処分量・処理困難廃棄物の5項目で、数値の再確認を行いました。うみがめ課より入手した資料からは、これ以上の情報はありませんでした。私の試算結果は次の通りです。福津市の令和元年度一人一日当りの排出量は891g/人日(904g/人日)リサイクル率は29.8%(30.8%)でした。括弧内の数値は一般廃棄物処理実態調査結果(うみがめ課提出)の結果です。以下私の試算結果の数値を用いて分析します。
令和元年度福津市の一人一日当りの排出量とリサイクル率の福岡都市圏の市町村との比較を行います。右に行くほどいい数値結果です。
福津市の一人一日当りの排出量は昨年度と同様のWorst6位で変わらず、リサイクル率は宗像市を抜いてBest6位に躍進(?)しました。次回はリサイクル率向上の要因を分析します。