うろうろとする日々

1月14日朝日新聞のラグビーの記事を読んで(NHKのバスケットアナウンサーも)

朝日新聞の大学選手権の記事を読んで強い違和感をもった。まあいつも朝日の某記者の記事は違和感があるのだが、、

まず冒頭です。”足がつった”という表現がありますが、これは朝日新聞の校閲OKなんでしょうか。MLBの中継では”痙攣”といっている症状とどう違うのでしょう。小生は今となっては”足がけいれんした”のほうが新聞としてはいいのではないかと思いますが。

また、内容ですが中断について、前監督がどうとか、ということが書いてありました、前監督?それは今のスタッフにちょっと失礼ではないかと思うのですが。

そこでの話での精神面を書いていましたが、別の新聞では、過ごし方が、帝京大学は室内練習場に移動して、そういうことも経験済みではないかと思うくらい落ち着いていた、と書いていました。どちらかというとそういう洞察のほうが朝日が伝えるべきではないかという印象です。

後半のビデオ判定については、まあどうでもいいのですが、何かこだわりがありそうです。書くわけですから。しかしその意図は不明でした。

ということで突然14日のNHKのバスケットボールの中継についてですが、驚くべきことに、一生懸命カメラは選手のユニフォームのあとレフリーのユニフォームも映すのですがなんだかアナウンサーが事前取材が不足していて、その意図を説明しきれていませんでした。両方ともメーカーは一生懸命沖縄開催に合わせて、デザインを考えて作ったものだというのに、どうやら選手の方しか取材していなかったようです。おそらくはカメラのほうは指示があって、映したのだと思うのですが、、、なんだかNHKのアナウンサーの力も落ちたなあと思う瞬間です。なんだかスポーツ中継は盛り上げればいいという感じで、そこまで言うかと思われるかもしれませんが、戦時中一時は絶叫型の放送をやめていたのを軍部の指示で変えて、国民を煽るような中継を始めた、ということとも似たような気がします。皆さん盛り上がった中継が好きなんでしょう。でもそれがいいのかは?です。

ちょっと怖いところもあります。スポーツでもそういう面がありますが、紅白歌合戦のような芸能もそうなりつつあり、ほかの領域でもなにかそんな感じがNHKは広がっていると思います。民主主義は多様な意見が必要で、ほとんどのひとはメディアを通じていろいろなことを見聞きするわけで、NHKがそういうスタンスなのは怖い時代だということを思います。

そういう意味では新聞も同じで、新聞の記事は放送よりもさらに抑制的であったほうがいいと思うのですが、朝日新聞のある種の記者は情動や感動を押し付けるような感じがあって、それじゃないだろう、というのが感じるところです。

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