うろうろとする日々

ちょっと気になった記事(朝日新聞自由自在1月28日スポーツ面)

(自由自在)被災したふるさと、選手の私は何もできない。でも:朝日新聞デジタル

この記事の中では赤穂ひまわり選手について書いています。

なんだか無用なプレッシャーをかけているような気がしますが、それはそれとして、新聞記事として気になったところがありました。

この記事の中では「恩塚監督の「走り切るシューター軍団」という狙いの中ではよりリングに近いところでのプレーを求められる」と書いてあります。

ほかの記事では「4番ポジションの赤穂が、どんどんボールプッシュを行いコートを疾走する。そして、外からシュートを打てる機会が増えていけば、自然と日本有利のペースへとなっていくだろう。」と書いてあります。
(バスケットカウント)

女子代表の大黒柱としてOQTを迎える赤穂ひまわりの自覚「恩塚さんのバスケを理解してないといけない立場だと思います」 | バスケットカウント BASKET COUNT

まあ確かに4番ポジションといえば3番よりも近いといえば近い。しかし、本当はバスケットカウントの記事の方ではないでしょうか。

朝日新聞での記者はまさかと思いますが、バスケットボールのシュートはみんなリングの近くでうつものと思っているのでしょうか?

まあもちろん本人がそういったのかもしれませんが、全体の戦術を考えると小生はバスケットカウントの記者のほうが正しく理解して書いていると思います。ましてやバスケットカウントの記事は先に出ているのですから、読めばなんとかなったのではないでしょうか。

朝日新聞の記者はバスケットボール専門記者ではないと思いますが、わからなければ専門記者に確かめるような謙虚さが求められるのではないでしょうか。

日本を代表する一流紙の記事としてはちょっと情けない感じがします。というか有害ですらあるように感じます。

もちろん最近の朝日はスポーツ面だけでなく、ほかも専門家のコメントをすぐに求めて書いたりしていて、

お気楽な記者が多いという感じはあるのですけど。

まあ朝日新聞的には女子バスケットはそんなものって感じでしょうか。なんだかです、、、

ちなみに宮地陽子さんが最近書いた渡辺雄太選手の記事などは、及びもつかないほど選手を取材して理解して書かれていて、少しそういう記事も読んでみると、朝日のデスクは、今回自由自在を偉そうに書いているような記者に書かせちゃいけないと思うんじゃないでしょうか。

 

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2024年1月28日追記

前のバスケットカウントの記事の中の4番プレーヤーとして、相手の大きい選手を相手にすることになることについての話なども書いてあります。朝日の記者はその部分も強引にまとめたので恩塚監督の走り切るシューターと4番プレーヤーであるので”リング”の近く(そもそも一般の読者には”ゴールの近く”と書くべきと思いますが。バスケットのゴールを”リング”というのはどちらかというと仲間内のことばでルールブックなどに使われていることばではないのでは?)をくっつけたのかもしれません。

すごい話です。バスケットボールの戦術や用語についての理解がないひとなんでしょう。そういうひとにどうどうと書かせて修正もしない朝日新聞のデスクや校閲はどうなってるのかという感じです。

わたしのような適当にネット記事しか読んでないような人間も?な記事なので、おそらくは専門のジャーナリストからしたら相手にされないでしょう。赤穂選手と七尾市の関係も専門記者であればもっと深いことを書いたでしょう。詳しくはフリーにきけで、自社の記事はこういう記事でいいとすると、有料の新聞なのになんだかなあです。

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