増上寺と東京タワー
昨日夕方、新橋の酔虎伝で浜松の小学校のクラス会をしたが、浜松在住組が泊りがけで東京へ出てきていたので、今日は東京見物となった。
まずは地下鉄大門駅で待ち合わせ東京タワーに向かうが、途中の増上寺に参拝する。正面には大きな本堂が聳え、真っ青な空と東京タワーを背景に威風堂々としていた。
本堂に入ると読経と鳴り物の音が響き渡っていた。どうやら法事の最中だったようであるが、参拝客は後を絶たない。ここは浄土宗大本山として徳川家菩提寺としても有名である。本尊は阿弥陀如来。宗祖法然上人像も祀られていた。
裏手に回るとすぐに東京タワー。紺碧の空にオレンジの東京タワーが絶妙のコントラストを描き、見る者の脳裏を突き抜けていくような衝動さえ感じる。変幻自在な夜景も美しいが、昼間のこの景色もすばらしい。
二十年ぶりぐらいの展望室からの景色であるが、東西南北いずれの方向も高層ビルだらけという印象で、新宿新都心や池袋サンシャインなどはちょっと見にはわからなくなっていた。コンクリートとガラスの塊ばかりで、コントラストもアクセントもないつまらない都会の風景である。
浜松組がもんじゃ焼きを食べたいというので、徒歩5分の地下鉄大江戸線赤羽橋駅から月島駅へ向かう。月島は去年9月まで勤めていた晴海から歩いて7~8分のところであるが、もんじゃ焼き専門の店に入ったことがない。何年か前にテレビに出ていた「能登」という店を探し当てて入った。テレビの映像と同じシーンが目の前にあった。病気の父親に代わって頑張った娘さんも、笑顔で迎えてくれた。調理場にお父さんの元気な姿も見えた。
早速もんじゃ焼きを4つとビールを注文、焼き方を教えてもらって結局もんじゃ焼きを7つにお好み焼きを4つ平らげた。もんじゃの焦げたところもカリッと美味しく、みんな東京の思い出として満足して店を後にした。最後は両国の江戸東京博物館に立ち寄り、そこで浜松組と秋の一泊旅行までのお別れをした。先月25日、29日につづき東京へ出てくることが続いた。定期券が懐かしい。
22/2/7 草稿
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