ハチの家文学館

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素敵な青春カップルに出会う

2014年11月12日 15時15分30秒 | ハチパパのひとり言

仕事帰りに時々通っている焼き鳥の美味しい店がある。カウンターとテーブル席がひとつあるだけで、15人ぐらいで満席になってしまうような小さな店であるが、午後4時開店で私が店に入った5時ごろにはほぼ満席だった。偶には焼き鳥を食べてみようかと入ったのがキッカケで、せせり、ぼんじりなどというネーミングと美味しさが気に入って何度か通っている。

空いていたカウンターの端に座って、いつもと同じホッピーと焼き鳥4本、生キャベツを注文、七味に手が届かないため隣の若いカップルに、「すみません七味をとっていただけますか」とお願いして彼女が快くとってくれた。

彼らはビールの中瓶1本をなかよくコップに注ぎながら、焼き鳥を美味しそうに食べていたので、「ここの焼き鳥美味しいんだよね」と声をかけてみた。二人からそうですと答えが返ってきて、彼女の方は美味しいからと親も連れてきたことがあるという。

普段は中高年のお客さんと会話することが多いが、初対面であってもとなり同士で会話するのは楽しいものである。そんなわけで今日は若い素敵なカップルと話が弾んでしまった。彼らには迷惑だったかもしれないというのに・・・。

彼は29才、彼女は28才の恋人同士と思われる。彼は穏やかな感じの好青年、彼女は終始ニコニコして笑顔が素敵でカワイイ。話の過程で彼が脳腫瘍の手術をして、現在も治療中ということを知った。とてもそんな大病をしたとは思えない雰囲気の二人だったが、彼女の明るさに彼が支えられていると直感した。

すばらしい青春カップルに出会てよかったと思うと同時に、彼の病気が全快して二人で倖せになって欲しいと願わずにいられなかった。26/11/11



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