新型コロナウイルスのせいにするわけではないが、家にいる時間テレビを視聴する割合が増えた。朝刊を手にして番組欄のチェックをするようになったのも、悪しき習慣の一つと言える。こんなことではよくないと、書棚に手を伸ばして本を読む。
何となく選んだ本のタイトルは「太陽の道程」。静岡県浜松市出身の凜ケイ子さんが書いたエッセイ集で、10年ほど前浜松へ帰省したとき、知人に勧められて買った本である。
信仰心の篤いお母さんがガンと闘う姿を通して教えられたことや、自身の生き様、葛藤などをエッセイとして記録したもので、私の母がガンと闘った時のことなどを思い出しながら一気に読み返した。当時、この本に触発されて、私も同様のエッセイ集を残したいと思ったが、ブログに書く程度で未だ実現しないでいる。
巻末に一編の詩が掲載されている。後半の言葉が今の自分に言われているようで、胸にグサッとくる。
私は私の道を歩いているのだろうか?
私は私のやりたいことをしているのだろうか?
生きるということは
時間があるようでないようなものだ
時間に限りがあるのならば
形振り構わず
いまを生きよう
いま出来ることを
太陽に恥じないように生きよう
太陽はいつも私を見ている
「何となく」感じる太陽のテレパシー
太陽はいつも光を照らし導いてくれる
私は私のアンテナと直感を信じて
私の道程を歩いて行こう
それが私の「太陽の道程」
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