習字用の半紙100枚を買ってきて、生まれて初めてイラスト仏画にチャレンジ。息子が小学校時代に使っていた書道箱を引っ張り出してきて墨をつくり、筆はちょっといいのを購入してあった。
インターネットのイラスト仏画を見ながら模写したものであるが、お地蔵さんの顔で喜怒哀楽を表せたらいいなと思う。生れて初めてにしてはまずまずかな?
以前購入した京都の仏師松久宗琳さん著の「仏画のすすめ」を読んだが、制作の心構えとして、「気息を整える」「最後まで描きぬく」と書かれていた。
人間というのは、白紙に向かうと一種の圧力を感じるもので、いきなり色紙に筆をおろそうとすると、緊張のために腕がふるえてしまって伸びやかな線も描けなくなってしまうそうだ。
そういう恐怖感を除くには、何遍も何遍もくり返し練習して、自信をつけるしかない。半紙に試し書きしてリラックスするのもよいというので試しに描いてみたのが写真のお地蔵さん。
一呼吸、二呼吸と気息を整えて描く練習を積み重ね、一点一画を失敗しても、最後まで気を許さずに描きぬく習性を身につけるようにと書かれていた。
同じ画題を何枚も何枚も、最後まで描きあげていくと、いつのまにか自信が持てるようになるそうだ。がんばってみよう。
おはずかしいかぎりです。
hirokoさんの絵手紙いつも素敵だなと感心しております。
イラスト仏画もいつかは色づけしてみたいです。