ハチの家文学館

ハチの家写真館(http://hachinoie.exblog.jp/)の文芸版

2020年03月13日 15時06分46秒 | 

終戦1年前の昭和19年8月

酒飲みの親父の四男として生まれた私

親父は自営の染色工場の大きな釜の蒸気で

アルコールを飛ばして毎日豪快に1升酒を飲んでいた

親父の血を引いて18歳で酒の味を覚えた私

親父ほどではないが57年もの間あらゆる酒を飲んだ

飲み続けた結果残ったものは何もない

時間と金を費やして飲み続けたわが人生

酒は憂いの玉箒と言われるように

酒は百薬の長と言われるように

私の酒は精神の妙薬として麻薬として

今日まで性懲りもなく飲み続けている

酒なくしてわが人生は語れない

 

 

 



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