寝掛けにかけておいたNHKラジオ、夜中の3時ごろ目覚めてしまい聴き入る。この日は「ママ深夜便」として11時過ぎから5時までフルタイムの特集で第4回目になるという。
子育てママさんのために、年配者の子育て体験話や現役ママ世代の悩みなどが紹介され、放送を聴いている女性から感想がタイムリーに紹介されていた。
近頃はイクメンとかで夫の育児は珍しくないが、乳幼児の世話は母親の役割分担が大きい。共稼ぎ家庭では尚更であろう。我が家も、息子たち共稼ぎ夫婦の子育てぶりを見ていて、嫁さんたちの奮闘ぶりにエールを送りたい。
付け加えておくが、我が家の息子は母親のいない家庭で20年過ごし、父親である自分が好き勝手生きてきたためか、寂しい思いをした分物凄く家族を大切にしている。親は何もしていないのに偉いと思っている。
私は長男が生まれてから3歳までの母親の子育てしか知らないが、専業主婦とはいうものの、夜中に起きて授乳している光景はよく覚えている。3年半の結婚生活で長男は母親に抱かれておっぱいを飲んで育ったが、二男は出生後4ケ月で母親がガンで亡くなってしまったから、母親のおっぱいを知らないし、横浜山手の聖母愛児園でシスターたちに見てもらっていたので、母親を全く知らないで育った。
4時台には大竹しのぶさんのインタビューがあった。彼女が明石家さんまさんと結婚してイマルちゃんという娘が生まれ、さんまさんと離婚したのは知っていた。しかし、彼女が最初の結婚で長男が生まれ、その子が2歳の時にご主人がガンで亡くなったことは今日のインタビューで初めて知った。
彼女がまだ20代の時で、この話を知って男と女の違いはあるけれど、我が家と似ているなと感じた。しかし、子どもにとって父親に死なれることはショックではあろうが、母親が残って育ててもらった方が親子のスキンシップは格段に違う気がする。これは父親らしいことをして来なかった私の身勝手な言い分に過ぎないが・・・。
大竹しのぶさんは、お母さんの介護も5年ほどされたとのこと。息子と娘も一所懸命応援してくれたようで、小さい時から絵本の読み聞かせをしたり、女優業をしていても家族をとことん愛していたからの絆があったからであろう。
3時台最後に好きな歌手半崎美子さんの「母」が聴けたし、4時台インタビューの最後に大竹しのぶさんのレコードアルバムからいい曲が流れた。年のせいかタイトルはうろ覚えで自信がないが、「水に流して」という歌だったと思う。
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