1月5日に新年の句会が予定されている。兼題は「凍豆腐」(しみどうふ)であるが、なかなかいい句が見つからない。私たちの句会は、持ち寄った句の批評会でもあり、今回は司会進行当番の日である。自分の作品のことよりも、23人46句のスムーズな進行と各人の作品に気をつかう。
俳句と言うのは、自ら出かけて自然や風俗等に触れてつくるのが一番いいのだが、コロナ禍の外出自粛で長らくその機会がない。過去の思い出や体験から自宅で俳句づくりすることが多いが、あとで推敲することとしていくつか作ってみた。
三密を避けて通りし凍豆腐
熱燗の徳利片手に凍豆腐
凍豆腐鍋の主役に二三枚
凍豆腐煮物の味を独り占め
満願の高野参りに凍豆腐
(15年前、四国巡礼満願のお礼参りに高野山に行き、高野豆腐を食す。)
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