俳句サークルの五月例会が終わった。実質的に今月から代表者として世話役をすることになったが、若い時と違って一人で会場予約をしたり、会員への周知徹底に気配りをすることなど億劫になることがある。高齢者ばかりの集まりでいつどこで何があるか分からない。
自治会長やボランティア団体の理事・部長、趣味のサークルの会長をやっていた頃は、自信とやりがいに満ち溢れていたが、77歳ともなると自身の健康にも自信がない。しかし、一つか二つぐらいは責任ある立場に身を置かないと、緊張感がなくなってしまう。とにかく引き受けた以上は、句会のメンバーが楽しんでいただけるよう、適度な緊張感をもって運営にあたりたい。
いまある意味俳句ブームと言える。五七五の世界は奥が深い。十七文字の中に季語を入れ、情景、場所、想いなどを簡潔にまとめるには、コツがあるだろうし決まりもある。先人の俳句や現代俳句を詠んでも、真似するわけにもいかない。自分の感性で自分の言葉で自由奔放に表現するのが一番いい。
兼題は「若葉」、私が投句したのは次の2句。
雨上がり雫の光柿若葉
窓越しの若葉はつとに伸び盛り
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