葉桜や五十年忌の香を立て
桜の散る頃、若くして亡くなった妻の五十回忌を行う。三十三回忌に次いで仏教最後のお年忌。私は77歳になるが、亡き妻の顔は27歳のまま。50年という長い間には苦労もあったが、亡き妻が見守ってくれたおかげで、残った家族は健康で幸せに暮らしている。ありがとうの気持ちを込めて詠んだ。
先日、NHK俳句を見ていて、次の兼題が「葉桜」だった。思わずこの句を投稿しようと思い立った。NHK俳句に応募するのは初めてで、選者は鴇田智哉先生。勿論ダメ元で・・・。
「葉桜」でもう少し作ってみようと次の句を作った。
葉桜に未練残して陽が沈む
葉桜を透かして見入る青天の月
葉桜や更生願う少年の輪
(先日、加入している非行少年更生支援団体神奈川少年友の会のKさんから、来年度理事継続について確認メールがあった。退会も考えたが何もかも辞めてしまうと、ますますボケてしまうからと継続をお願いした。ボランティア活動の機会も少なくなったが、気力で続けたい。)
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