すぐ上の兄貴とその長男と3人で、浜松市西塚町にある「川ます」に行って来た。
関西風直焼きの店で、蒸して焼く関東風とは一味違い、外はカリッと中はふんわりのうなぎである。
注文があってから鰻を捌き、何度も火の上で返しながらじっくり焼きあげるため、時間は掛かるが待つだけの甲斐があると評判の店だ。
目の前でうなぎを捌くのを見たのは久しぶりだった。焼の前のうなぎはまだ頭が元気よく動いていて、うなぎの精力を目の当たりにすると、食べた後の自分も元気になれる気がした。
香ばしい香りと重箱に敷き詰められた鰻が目の前に運ばれる。タレも甘過ぎず辛すぎず絶妙で、肝吸いも美味しかった。特上うな重の値段もかなりのものだったが、いつもどおり兄貴が払ってくれてごっつぁんでした。
30年前まで「川ます」の周辺に住んでいたことを思い出す。昨年まであった釣り堀も、10軒ほどの新築戸建ての真っ最中で、私が17年間住んでいた借家も、今では立派な住宅が建てられていた。30年も経てば変わるのは当たり前かもしれない。
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