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タカアシガニ

2017年11月29日 15時44分02秒 | ハチパパのひとり言

浜松勤務時の同世代仲間と沼津駅で待ち合わせ、魚市場でタカアシガニの贅沢な食事会。関東地区に住む仲間が8人、浜松に住む仲間が1人の計9人が集まった。

まずは沼津港深海水族館シーラカンス・ミュージアムに立ち寄り、駿河湾に生息する深海魚を初めて観賞する。水族館なるものは、かなり前に孫と一緒に江ノ島水族館に行った記憶があるくらいで、久しぶりに童心に帰ったような気がする。

そのあと隣接する魚市場の「かにや」という店で、午後3時から会食と相成った。店の中央のテーブルにゆったり座って宴会が始まる。他に客はいなくて貸切状態。混みあう昼時を避けての食事は、幹事役の裁量らしくこれがよかった。また、冷酒を頼んだら偶然にも浜松の地酒「花の舞」で、浜松会のメンバーが喜んでいた。

テーブルに3ばいのタカアシガニが運ばれてきた。私も含めてタカアシガニを食べるのは初めての人が殆どで、とにかく美味しかった。今まで色んなカニを食べてきたが、今日のタカアシガニは濃厚で、適度な甘みがあって、これ以上のカニはないだろうというぐらい感動した。

甲羅に盛られたみそにつけて食べた味もよかったが、熱燗の日本酒をみそに注いで飲んでみた。オーバーな言い方だが生涯忘れられない美酒となった。

ちなみに9人で7万円ちょっとのお会計となったが、タカアシガニの値段が通常1ぱい2万円だそうで、かなりお得な値段で出してくれたことになる。店主曰く、タカアシガニは、生け簀の水温10度ぐらいで管理し、調理の時間と火加減が難しいらしく、ここに来ないと美味しくは食べられないとのことであった。

今月初めに熱海一泊旅をしたのも、今日のグルメ旅も、来月1日の丸の内「旬彩」での食事会も、それぞれ銀行浜松支店勤務時代の仲間との会食で、1ケ月の間に3回も浜松会が続いたことになる。地元とはいえ、同じ銀行支店に20年も勤務したおかげで、父子家庭を続けて来られたし、いい仲間に恵まれたおかげでだ。本当にありがたく幸せなことである。



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