ハチの家文学館

ハチの家写真館(http://hachinoie.exblog.jp/)の文芸版

思い出の流行歌

2011年01月15日 05時53分44秒 | ハチパパのひとり言

  粋な別れ  石原裕次郎

今夜は、テレビ東京「思い出の流行歌57曲 懐かしの昭和メロディ ムード歌謡&青春の歌」をみる。

出演者の若かりし頃の唄いぶりと、年令を重ねた現在の顔を見る。みんな年をとった。昨年は、歌手と作詞家が何人も亡くなった。昭和の歌もだんだん遠くなった。

「東京ナイトクラブ」 松尾和子・フランク永井 (昭和34年) なぜ泣くの 睫がぬれてる・・・。

「上を向いて歩こう」 坂本九 (昭和36年) 上を向いて歩こう 涙がこぼれないように・・・。

「浪曲子守唄」 一節太郎 (昭和38年) 逃げた女房にや 未練はないが・・・。

「粋な別れ」 石原裕次郎(昭和42年)  命に終りがある 恋にも終りがくる・・・。

「今日でお別れ」 菅原洋一 (昭和45年) 今日でお別れね もう会えない・・・。

「兄弟船」 鳥羽一郎  (昭和47年)   波の谷間に 命の花が・・・。 

そのほか多数の歌が流れた。どの歌も懐かしい。                                                                                           今でも唄っている歌もある。発表されたその年その年の思い出が甦る。                                                                                       歌は人生という樹の年輪となって刻まれていく。

今日、二の宮;吾妻山の撮影会に行った帰り道、昼カラオケに立ち寄った。                                                                                      「兄弟船」を唄っていたら、また涙が滲んできてしまった。                                                                                                       ふた月余り前に急逝した弟のことがまた脳裏を過ぎった。                                                                                                   親もいなくなり、男兄弟五人のうち、残るは郷里の兄と私の二人だけとなった。                                                                                 その兄が鎌倉で一緒に食事したいという。きっと私と同じ思いでいるのだろう。

23/1/14

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿