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奈良県高取町 壷阪寺 十一面観音菩薩坐像
釈迦の弟子である目連(もくれん)は神通力で亡き母が地獄で逆さ吊りの刑をうけていることを知り、なんとかして母を救済できないかと思い釈迦に相談、釈迦は「旧暦の7月15日(現在の8月中旬ごろ)に多くの高僧を心から供養すれば、三途の苦しみから救える」と伝えた。
目連はそのとおりに実践したところ、母親が無事往生することができたという謂れから、旧暦の7月15日に、先祖の恩に感謝して、お墓参りや迎え火などのお盆の行事がはじまったといわれる。今日は盆の入り、迎え火を焚いて亡き妻をいつも通りお迎えしよう。
いつもなら息子たち家族も泊りがけで我が家に集まるのだが、コロナの感染防止で今年は夫婦だけのお盆になる。一昨日、私の誕生日祝いで息子たち家族とビデオ通話したばかり、受験の孫もいて大変そうだが、みんな元気で安心だ。仏さまも寂しかろうが心は通じている。
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