秋の褒章・叙勲が発表された。中でも目を引いたのは尾畠春夫さん(81歳)、尾畠さんは2年前の夏、山口県周防大島町の山中で行方不明になった男の子を、3日ぶりに見つけてすっかり有名になった方である。
もともと30年くらい前から地元・大分県の由布岳(1583メートル)で登山道の整備と清掃活動をやっていて、東日本大震災や熊本地震での活動と合わせ、「スーパーボランティア」として時の人に。マスコミの取材にも「やるべきことをやってきただけ」と控えめに語る。「生きている限りボランティアを続けたい」という日焼けした顔がいい。
別府で鮮魚店を営む傍ら、登山を始めたことがボランティアのきっかけのようだが、81歳の高齢になってもボランティアを続けるのだから敬服してしまう。私がやって来た自治会活動や非行少年更生支援ボランティアなどとは気力・体力が違う。
76歳の私はコロナのせいにして、足腰が弱ってボランティアもやめようと思っているが、尾畠さんのように「生きてる限り・・・」の気構えだけは持ち続けたいと、自分で自分を叱咤している。
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