京都槇尾山西明寺紅葉(栂尾山高山寺、高雄山神護寺とともに知られる京都紅葉の名所)
因幡晃作詞・作曲・歌『わかってください』のおわりの一節
これから淋しい秋です ときおり手紙を書きます 涙で文字がにじんでいたなら わかって下さい 涙で文字がにじんでいたなら わかって下さい
この歌を唄うとジーンときます
どういうわけか涙が出てきます
この歌が発表されたのは1977年
40年も前になります
妻がガンで亡くなって6年
私が33歳のときでした
とにかく寂しかった
どうしようもなく寂しかった
酒に溺れていた時代だった
今思えば二人の幼い息子は
もっともっと寂しかっただろう
その息子がもっともっと
亡き母のことを教えてほしいと
言っていたということを聞いた
息子の記憶にない産みの母親が
どういう人だったか知りたいだろう
しかし 息子たちが小さい頃に
亡き母親のことを聞かせるのは
辛く寂しい思いをするだろうと
父親の口からは言えなかった
今でも亡き妻のことを話すと
すぐ涙が出てしまう
声にならなくなってしまう
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