ハチの家文学館

ハチの家写真館(http://hachinoie.exblog.jp/)の文芸版

2017年10月07日 11時33分40秒 | 

  京都槇尾山西明寺紅葉(栂尾山高山寺、高雄山神護寺とともに知られる京都紅葉の名所)

因幡晃作詞・作曲・歌『わかってください』のおわりの一節

これから淋しい秋です                                                                ときおり手紙を書きます                                                              涙で文字がにじんでいたなら                                                             わかって下さい                                                                   涙で文字がにじんでいたなら                                                            わかって下さい

この歌を唄うとジーンときます

どういうわけか涙が出てきます

この歌が発表されたのは1977年

40年も前になります

妻がガンで亡くなって6年

私が33歳のときでした

とにかく寂しかった 

どうしようもなく寂しかった

酒に溺れていた時代だった

今思えば二人の幼い息子は

もっともっと寂しかっただろう

その息子がもっともっと

亡き母のことを教えてほしいと

言っていたということを聞いた

息子の記憶にない産みの母親が

どういう人だったか知りたいだろう

しかし 息子たちが小さい頃に

亡き母親のことを聞かせるのは

辛く寂しい思いをするだろうと

父親の口からは言えなかった

今でも亡き妻のことを話すと

すぐ涙が出てしまう

声にならなくなってしまう

 

 

 

 

 

<iframe id="frame_wb3f2e3e2f1" name="wb3f2e3e2f1" frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no" width="542" height="305"></iframe>
 
 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿