ハチの家文学館

ハチの家写真館(http://hachinoie.exblog.jp/)の文芸版

定年後の地域デビュー

2014年02月02日 17時52分06秒 | ハチパパのひとり言

冒頭にこんな投稿記事が添えられていた。「妻を亡くし、たまの飲み会やゴルフ以外は家で無言で過ごします。時間を持て余していて地域でやりがいのあることや人の役に立つことがしたい」65才男性実名入り。

団塊の世代が大量に定年退職を迎えているが、実際には65才ぐらいまで働く人も多く、その後は地域デビューするようなきっかけもなく、何もすることがないまま家で過ごす人もたくさんいる。記事によれば、1947年~1949年生まれ対象の団塊世代の社会活動参加状況は、「参加している」が38.7%、「参加していない・無回答」が61.3%だそうだ。

地域活動への参加のきっかけは、友人や地域住民と一緒に参加、自分がやりたいと思う活動があったなど様々で、活動内容も趣味・スポーツ、自治体・町内会・老人クラブ、地域行事など多岐にわたる。

地域活動の中で大切なことの一つに、「会社の話はしないのがルール」というのがあった。小学校入学の気持ちになれば楽しいという。まさに同感で、それまでの肩書や地位に囚われず、少年のような清新な気持ちになると、素直に受け入れられるようになるものである。

昨日、自治会長から電話がかかってきて、自治会館に呼ばれた。顧問のSさんも同席していて、新年度の顧問をやってくれないかという。26年前に自宅へ戻ってきて、これまで文化体育部長、自治会長、顧問を務めたことがあったが、最近は50周年記念誌編纂で会合に出席していたぐらいで、自治会活動とは遠ざかっていた。

自治会長からは、昨年秋ごろ民生委員のお話もいただいたが、家裁の調停委員の仕事をしていることを理由にお断りしたばかりである。しかしながら、私のすぐ前の会長も連合自治会長や、町内の老人会会長を昨年引き受けており、私のすぐ後に会長をしていた現会長も、2度目の会長としてがんばっていることを思うと断るわけにもいかず、顧問のお話をその場で快諾した。地域活動に呼んでくれるうちが花かもしれない。

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿