急に思い立って、ハマのジャズ喫茶「ちぐさ」に行って見ようと、横浜市営地下鉄ブルーラインの車内で「ジャズ・ガイドブツク」(内藤遊人著ちくま新書)を読みながら野毛にやってきた。お目当ての「ちぐさ」は満席で、仕方なくぶらり散策していたら賑やかな歓声、音楽が耳に入ってきた。横浜の人気イベント「野毛大道芸」で、大勢の人が見物やイベントに参加していた。
いただいた案内パンフレットに、「芸のある人が芸人、芸のない人が芸ノウ人です」という件があった。野毛大道芸アートディレクター森直実氏の言葉でなるほど旨いこと言うと感心してしまった。
「ちぐさ」でジャズのレコードは聴けなかったが、野毛坂でジャズっぽい音楽を披露しているグループを見つける。「清野美土Blues Showブルースミュージック」とパンフレットに書かれていた。欧州の様々なイベントに出演する新進気鋭のハマニカ奏者清野美土が一時帰国、Gt、Bass、Pf、Drなどのブラックミュージック第一線の面々が集うブルース・プロジェクトとのことである。迫力のある素晴らしい演奏が聴けてよかった。
そういえば今日、カミサンが友人と会うため湘南台へ出かける車に最寄駅まで送ってもらったとき、「大道芸やっているかも」とカミサンが言っていたのを思い出した。野毛大道芸には今までにも何度か足を運んでいる。横浜は自然は少ないが、歴史と文化とロマン溢れる素晴らしい街である。住んでよかったとつくづく思う。27/4/25
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