ハチの家文学館

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ハチの介護日記・・・一所懸命です。

2014年06月09日 00時00分11秒 | ハチパパのひとり言

                         お父さん頼りにしてます。

眼をこすり いつまで続く ハチ介護                                                                                                  こんな川柳とも俳句ともつかない言葉が浮かんでくる。 

ハチの介護で睡眠不足の私たち夫婦、まさかここまで大変とは思わなかった。とにかく朝昼晩ハチ中心の生活で、ハチの介護に一所懸命の毎日である。

夜中一時間おきのオシッコに悩まされ、一週間前に初めて膀胱炎にかかっていることが判明したが、以前使っていた細菌感染予防の抗生物質錠剤を飲ませるよう指導され使ってみたが効果がなく、一昨日、2週間効果が続くという「コンベニア」という注射をしてもらった。少しずつ薬の効きが出てきたみたい。

16才になるハチは、今まで食物アレルギーで痒がったことと、白内障以外は大病もせず元気だった。今は眼も殆ど見えなくなって「ハァハァ」「ワッワッ」などと前足を犬かきのように回しながら私たちに訴える。そういう時は、おしっこが出るよ、ウンチが出るよ、水を飲みたい、お腹が空いたなどのサインだ。

また、この頃はおむつを外してしまうことが多いため、おちんちんにペットシートをあてがい弱った後ろ足を持ち上げて、ハチのTシャツで辛うじて歩ける前足を少し持ち上げながら、左回りにグルグル回っているとおしっこを出す。こっちの眼が回りそうになる。そんな時に限ってするウンチに気づかず、膝や足でフンづけて洗濯ものが増えるばかりだ。

用足しが済んでも「ハァハァ」「ワッワッ」と落ち着かないこともしばしばで、抱っこするとしばらくして寝息を立て始める。そこでマツトにそおーっと寝かせるのだが、またすぐ件の行動を繰り返したりしてもう大変である。

とにかく夫婦交代で体を壊さないように、断続的な睡眠を要領よくとるしかなく、ハチは犬といえども我が家の三男として養子にきた家族であり、最後までいたわってあげたいと思う。一番辛いのはハチである。お父さんとお母さんの優しい言葉と手の感触だけが頼りである。

睡眠誘導剤の相談をかかりつけの動物病院でしたことがあったが、寝たきりになっては大変なので、人間の抗うつ薬で最も軽度の薬を少量数日間試してみたが、全く効果が見られなかった。昼夜を問わず「ワッワツ」という声が近所迷惑にならなければと気になるが、ハチの病気が一日も早く治り、落ち着いてくれることを願うばかりである。

 



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